平川雪舟庵 天柱が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

天柱 外装
おみやの写真について

平川雪舟庵 天柱のデータ

商品名平川雪舟庵 天柱
内容量12個入り18個入り
製造者平川本店
製造者住所岡山県総社市井手589-1
賞味期限約10日
保存方法直射日光・高温多湿を避け、常温にて保管
箱の大きさ横 12cm × 奥行き 23.7 cm × 高さ 3.7cm
名産地岡山県総社
おみやげの種類和菓子ゆべし
価格帯1,000円以内2,000円以内

天柱について

天柱(てんちゅう)は、岡山県総社市の老舗和菓子店 平川雪舟庵が製造しています。

平川雪舟庵は明治元年に創業した老舗で、天柱は「雪舟もなか」とならぶ同店の看板商品。

また総社市の代表銘菓のひとつです。

総社市北部に、豪渓(ごうけい)という渓谷があります。

この豪渓にはたくさんの巨岩・奇岩があることで知られますが、その中にそびえる岩山のひとつが天柱山。

天柱山にある巨岩のひとつに「天柱」と文字の彫られたものがあります。

これは享和元年(1802年)に、頼山陽の仲間で備前の書家・漢詩人・医師の武元登々庵(たけもと とうとうあん)が字を書き、それを2人の石工がおよそ2週間かけて彫刻したもの。

この地を訪れた歌人・与謝野晶子は「岩山は 天の柱の 文字あるも のきもぬれゆく むらさめふれば」と歌いました。

それを記念して生まれた菓子が天柱。

天柱山の巨岩をイメージして作られた、棒状の餅菓子。

厳選した柚子の皮を丁寧に剥き、その皮を餅粉とともに練り上げたものです。

パッケージと包装紙には、天柱山が水墨画風に描かれています。

天柱を食べた感想

外見は長い直方体をした棒状の餅菓子。
生地は柚子を練り込んだ求肥のようなもの。

これを棒状にしてあり、表面にザラメ糖をまぶしています。

生地自体は柚子が入っているため薄黄色をしていますが、表面のザラメで白っぽい色に。

表面からは薄黄色が透けて見えます。

それをひとつひとつ厚紙の台紙の上に乗せて、紙で包装されています。

食べてみると、食感はとてもモチモチとしていてやわらかく、ほどよい弾力も。

口に含んだ瞬間にフワッと柚子の風味が口内に広がります。

噛みしめていくと、段々と柚子の香りが強くなり、同時に表面のザラメのシャリシャリとした食感と甘さ、さらに生地のやさしい甘みも感じられます。

天柱が買える場所

天柱や雪舟もなかなどの平川雪舟庵の商品は、総社市内に2店舗ある直営店舗で購入できます。

ほかには総社市内の一部スーパーマーケットやショッピングセンターでも販売。

しかし市外では販売されていないようで、インターネット販売も現在は行われていないようです。

電話でのお取り寄せは可能。

なお、天柱は12個入り・18個入り・28個入りがあります。

12個入り 885円(税込)
18個入り 1,230円(税込)
28個入り 1,976円(税込)