平川雪舟庵 天柱が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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天柱について
天柱(てんちゅう)は、岡山県総社市の老舗和菓子店 平川雪舟庵が製造しています。
平川雪舟庵は明治元年に創業した老舗で、天柱は「雪舟もなか」とならぶ同店の看板商品。
また総社市の代表銘菓のひとつです。
総社市北部に、豪渓(ごうけい)という渓谷があります。
この豪渓にはたくさんの巨岩・奇岩があることで知られますが、その中にそびえる岩山のひとつが天柱山。
天柱山にある巨岩のひとつに「天柱」と文字の彫られたものがあります。
これは享和元年(1802年)に、頼山陽の仲間で備前の書家・漢詩人・医師の武元登々庵(たけもと とうとうあん)が字を書き、それを2人の石工がおよそ2週間かけて彫刻したもの。
この地を訪れた歌人・与謝野晶子は「岩山は 天の柱の 文字あるも のきもぬれゆく むらさめふれば」と歌いました。
それを記念して生まれた菓子が天柱。
天柱山の巨岩をイメージして作られた、棒状の餅菓子。
厳選した柚子の皮を丁寧に剥き、その皮を餅粉とともに練り上げたものです。
パッケージと包装紙には、天柱山が水墨画風に描かれています。
天柱を食べた感想
外見は長い直方体をした棒状の餅菓子。
生地は柚子を練り込んだ求肥のようなもの。
これを棒状にしてあり、表面にザラメ糖をまぶしています。
生地自体は柚子が入っているため薄黄色をしていますが、表面のザラメで白っぽい色に。
表面からは薄黄色が透けて見えます。
それをひとつひとつ厚紙の台紙の上に乗せて、紙で包装されています。
食べてみると、食感はとてもモチモチとしていてやわらかく、ほどよい弾力も。
口に含んだ瞬間にフワッと柚子の風味が口内に広がります。
噛みしめていくと、段々と柚子の香りが強くなり、同時に表面のザラメのシャリシャリとした食感と甘さ、さらに生地のやさしい甘みも感じられます。
天柱が買える場所
天柱や雪舟もなかなどの平川雪舟庵の商品は、総社市内に2店舗ある直営店舗で購入できます。
ほかには総社市内の一部スーパーマーケットやショッピングセンターでも販売。
しかし市外では販売されていないようで、インターネット販売も現在は行われていないようです。
電話でのお取り寄せは可能。
なお、天柱は12個入り・18個入り・28個入りがあります。
12個入り | 885円(税込) |
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18個入り | 1,230円(税込) |
28個入り | 1,976円(税込) |