タネリが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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タネリとは
タネリは、岩手でとれた十穀入りのクッキー。
岩手県花巻市にある、昭和59年創業のタカハシ菓子工房が製造・販売しています。
十穀とは大麦・黒米・赤米・あわ・いなきび・ひえ・たかきび・とうもろこし・ハトムギ・小麦のこと。
戦後に白米が主食になるまで、ひとびとの暮らしの中にはこれらの雑穀が身近なものでした。
雑穀には白米では補えないビタミンやミネラルが豊富で、それぞれに異なる味と食感が特徴です。
タネリという名前は、宮沢賢治の童話「タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった」からとられています。
岩手県花巻市は、賢治が生まれ育った地。イーハトーブ(岩手)で主人公タネリと自然が織りなす物語に、十穀が育まれた風景を重ねたんですね。
十穀が持つモチモチ感や挽き割りの食感を活かし、生キャラメルとアーモンドで固めた素朴なクッキーとなっています。
タネリは11枚入りで820円(税込)。
花巻空港・新花巻駅・花巻駅・道の駅石鳥谷などで購入できます。
タネリを食べてみて
宮沢賢治が好きな人なら、この商品名を見ただけでぴんとくるのではないでしょうか。
パッケージ・個包装ともに、タネリの物語の一部を抜粋して記載されています。
びっしりと雑穀が詰まった、でこぼことした見た目。
アーモンドとバターのいい香りがします。
十穀を使っているだけあり、ザクザクやもちもちなどいろんな食感が一度にやってきます。
噛めば噛むほど味わい深く、歯やあごの健康にもよさそうですね。
生キャラメルの優しい甘さと、十穀の味わいが存分に楽しめるおみやげです。