姫路太市筍ようかん石倉が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
[もくじ]タップですぐ見れます
姫路太市筍ようかん石倉とは?
姫路特産の筍をふんだんに使った本練り羊羹です。
ようかんに筍?
とビックリするかも知れませんが、ようかんを切ってみると中には筍がたっぷり。筍は竜野醤油で下味をつけて甘露煮にしています。
味もお墨付き。
2008年姫路菓子博 名誉総裁賞を受賞しているんですよ。
「姫路太市筍ようかん石倉」に使われている筍は、地元でとれた「太市(おおいち)の筍」。
その歴史は江戸時代にまで遡ります。
嘉永年間(1848年〜1853年)に親竹として、孟宗竹を移植したのが始まりなんだそう。
太市の筍の特徴は、柔らかくてきめが細かいこと。さらに、アクが少ないので湯がく時にはぬかが必要ないのだそうですよ。
適度な歯ごたえと甘味が特徴の太市の筍。
その筍を使った、ちょっと変わったようかんはお土産にもいいですね。
姫路太市筍ようかん石倉を食べた感想
実際に食べてみるまでは結構不安でした。
ようかんと筍。この組み合わせのようかんは今まで食べたことがないからです。
ようかんを銀色のパッケージが取り出して切ってみると、その断面には四角い筍がたくさん見えます。
筍はほんの少しだけ入っているんだろう。
そう思っていたのですが、思った以上にたくさんの筍が入っていたのでちょっと驚きです。
こんなに筍が入っていておいしいのか?
さらに不安な気持ちは増すばかり。
食べる前に香りをチェックしてみると、しっかりとした筍の香りが。筍ごはんから香るあの筍の香りです。
ようかんを一口。
ようかんはプリッと弾力があり、口当たりは軽い。そしてコリッとした筍がアクセントになっていておいしいじゃないですか!
ようかん自体はあっさりとした味つけでクセのない味。たけのこの風味を殺さないように配慮されているのでしょうね。
ようかんと筍という組み合わせはとても新鮮でおいしいです。筍がようかんと合うなんてはじめて知りました。
ただ、思った以上に甘いですね。
一口目は思ったほど甘くなかったのです。羊羹の甘味と塩気がちょうど良い感じに混ざり合い、ちょうどいい甘さ。
ところが食べ進めていくにつれ、甘さはどんどん増していきます。その甘さは、喉の奥にへばりついて残るほど。
苦いお茶と一緒に少しずつ食べたい一品です。