高砂堂 りんごもちが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
高砂堂 りんごもちとは
りんごといえば、まず思い浮かぶのが青森県ではないでしょうか。
しかし、青森県のすぐ隣にある秋田県も、昔からりんごが多く作られてきたところなのです。
秋田でりんごのお菓子といえば、もっとも有名なのがりんごもち。秋田県産のもち米を使用した、伝統の羽二重もちです。
中でも、昭和初期からりんごもちの製造を続けているのが、秋田県秋田市にある高砂堂。
創業者である塚本平蔵氏が、当時経営していたりんご園で出る傷ものを有効利用しようと、りんごで羊羹を作り始めたのがきっかけです。
昭和5年にりんごもちを考案してからは、りんごもちが高砂堂の看板商品となりました。
現在は、大潟村にある山本りんご園の「フジ」を使用。お菓子の箱のなかにも、生産者の写真入りのしおりが入っていますよ。
秋田県産の白玉粉を低温で練り、切って冷やしたあと、ひとつひとつ手作業で紙に包んでいきます。
材料は当時から変わりませんが、配合を少し変え、やわらかさを保つよう工夫しているのだそう。
賞味期限は10日間となっています。
高砂堂 りんごもちを食べてみて
パッケージをひと目見て、そのレトロな可愛いさに胸を射抜かれてしまいました。
個包装にかかれた文字は、「りんごもち」の「ご」が変体仮名になっていて、歴史を感じさせますね。
やわらかい包みをひらくと、淡いピンク色をした、四角形の餅があらわれます。
包みの上からでもぷにぷにと柔らかく、噛んでみるともちもちと弾力のある食感です。
砂糖の甘味がふんわりと感じられ、りんごの香りと風味がとってもフルーティー。
どことなく、小さいころに食べた駄菓子を思い出すような、懐かしい味わいです。
秋田に帰省した人たちが、懐かしの味として買っていくことも多いという、りんごもち。
県外の人へはもちろん、秋田県出身の人へのおみやげにしても喜ばれそうですね。
高砂堂 りんごもちの種類と値段
- 15個入り:930円
- 24個入り:1,440円
- 30個入り:1,830円
- 48個入り:2,840円
- 60個入り:3,600円
高砂堂 りんごもちが買える場所
秋田駅や高砂堂の店舗・オンラインショップで購入できます。