平川雪舟庵 雪舟もなかが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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雪舟もなかについて
雪舟(せっしゅう)もなかは、岡山県総社市の老舗和菓子店 平川雪舟庵が製造しています。
平川雪舟庵は明治元年に創業した老舗。
雪舟もなかは同店の看板商品であり、また総社市の代表する銘菓です。
総社市一帯は古代に吉備の国の中心地であっため「吉備路」と呼ばれており、雪舟もなかは吉備路銘菓として地域に愛され、贈答品の定番となっています。
なお平川雪舟庵では、雪舟もなかとともに「天柱」という菓子も看板商品です。
総社市は平安時代に僧・水墨画家として活躍した雪舟の出生地。
同市の郊外に宝福寺(ほうふくじ)という古刹があり、幼き頃に雪舟はそこで修行をしました。
地元には雪舟にまつわる伝承が残っています。
それは、修行をさぼって絵ばかり描く雪舟に住職が立腹。おしおきとして雪舟を柱にくくりつけ、しばらく経って住職が雪舟のところに行ってみると、雪舟が自分の涙を使って足先で床に実物そっくりのネズミの絵を描いていた、というもの。
雪舟もなかは、総社に残るこんな雪舟の伝承に因んでつくられたお菓子で、モチーフは説話の中で雪舟が描いたネズミ。
ネズミの形をしたもなかです。
現在は、餅入りや皮をフロランタン状にしたもの、サブレ風など、雪舟もなかのバリエーションは増加。
なお説話のネズミは総社市のゆるキャラになるなど、総社市のマスコット的存在になっています。
雪舟もなかを食べた感想
外見ですが、何といっても見た目のインパクト。
かわいいネズミの形をした外見は食べるのを躊躇してしまいそうです。お子様は喜びそうですね。
包装にもネズミが描かれているのですが、中身のネズミはそれよりも大きい。
また包装のネズミは水墨画調のネズミですが、もなかのネズミは愛らしい形。
食べてみるとネズミ型の皮はとてもサクサクしていて軽快。香ばしさも感じます。
皮は岡山県産の餅粉にこだわり、自社で焼成。
皮の中にはつぶあんがぎっしり。
適度にシットリとしていてコクのある甘さは、お茶請けにちょうど良い感じです。
あんに使用する小豆は北海道産の上質のみにこだわっています。
雪舟もなかの買える場所
雪舟もなかや天柱などの平川雪舟庵の商品は、総社市内に2店舗ある直営店にて買えます。
また総社市内の一部スーパーマーケットやショッピングセンターでも販売していますが、総社市外では販売されていません。
インターネット販売も現在は行われていませんが、電話でのお取り寄せは可能。
雪舟もなかは直営店舗であればバラ売りで購入できます。
多数買う場合も必要分だけバラで買った方が、箱代がかからない分お得ですので、贈答品でないときはおすすめです。
販売個数は、直営店に限り1個から3個・5個・8個・15個・28個とあり、ある程度は要望に応じて個数調整をしてもらえます。
下記は代表的な個数の価格です。
1個入り | 151円(税込) |
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8個入り | 1,371円(税込) |
15個入り | 2,484円(税込) |