狭山茶きんつばが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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狭山茶きんつばとは
静岡茶、宇治茶と並ぶ日本三大茶のひとつである、埼玉県の狭山茶。その狭山茶を使って作られたのが「狭山茶きんつば」です。
きんつばといえば、小豆の粒あんを寒天で固め、小麦粉の生地を付けて焼いたものが一般的ですが、この狭山茶きんつばはお茶の風味を生かすため、クセのないこしあんタイプの白あんを使用しています。
白あんにはたっぷりの抹茶が練りこまれ、中は深い緑色。使われている抹茶は狭山茶100%とのこと。重厚な香りとコクが特徴の狭山茶の風味を、存分に味わえるお菓子となっています。
作っているのは、狭山市のお隣り日高市に本社を置くおみやげ製造会社「ケヤキ堂」。生地とチョコレートに抹茶を練り込んだ「さやま茶らんぐ」など、他にも狭山茶を使ったお菓子をたくさん作っています。
狭山茶きんつばを食べた感想
小麦粉の薄い皮で覆われたきんつばは、手で割っただけでふんわりと、爽やかなお茶の香りが。深緑に近い濃いグリーンの色合いからも、抹茶がたっぷり入っていることが分かりますね。
口に入れると、白あんのスッキリとした甘さの中に、芳醇なお茶の風味とほろ苦さが感じられ、まさに「狭山茶を食べている」といった気分にさせてくれます。
食感はしっとりとしていて、薄い皮は抹茶あんの風味をじゃますることなく口の中でホロリとほぐれてゆきます。
ひとつでずっしりとかなりボリュームがありますが、抹茶の程よい苦みが甘さを引き締めてくれるため、飽きずに食べられますよ。温かい緑茶やほうじ茶との相性は抜群です。
私の好きなきんつばの食べ方として、「レンジで少し温めてからオーブントースターで表面をあぶって食べる」というものがあります。
この狭山茶きんつばでも試してみたところ、お茶の風味が格段にアップして、とても美味しくいただけました。
外側の皮もふんわりと焼き立ての状態を再現でき、オススメの食べ方です。(目安時間:電子レンジ500Wで20秒、その後オーブントースターで1〜2分)
狭山茶きんつばは、1箱に8個入り。きんつば自体はひとつずつ薄い紙に包まれていますが、外側の袋を開けてしまうと開封後の賞味期限はすべて2日間となります。
そのため、個人向けというよりは、職場や大家族へのおみやげに向いていると思いました。
狭山茶きんつばを購入できる場所
圏央道の狭山PA・菖蒲PA、関越自動車道の高坂SA・上里SAなど、サービスエリアやパーキングエリアで多く販売されています。
埼玉県内のおみやげを多数取り扱う「埼玉県観光物産館 そぴあ」(大宮駅ソニックシティ2階)でも買うことができます。