天任堂 さるせんべいが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
さるせんべいについて
さるせんべいは、岡山県高梁市中心部にある和菓子店の天任堂(てんにんどう)が製造・販売するせんべいです。
天任堂は江戸時代から続く老舗で、高梁の伝統銘菓である「ゆべし」をつくっています。
そんな天任堂ですが、ゆべし以外にも商品をつくっており、さるせんべいもその中のひとつ。
高梁市の起源でもある備中松山城の天守が建つ山は、臥牛山(がぎゅうざん)といいます。
臥牛山には古くからたくさんのニホンザルが生息していました
昭和30年、放し飼いのニホンザルを見学できる施設「臥牛山自然動物園」が開園。
それを記念して考案されたのが、さるせんべいです。
臥牛山自然動物園は経営やサルの生息状況の悪化により、平成3年に閉園しました。
しかし、現在も天任堂はさるせんべいを販売しており、いまだ人気がある商品ですよ。
さるせんべいは小麦粉と卵を使った甘味せんべい。
多量の卵を使っており、それにより独特の風味がするのが特徴となっています。
ちなみに、高梁出身の映画評論家・水野晴郎氏も好物だったそうですよ。
さるせんべいには大サイズと小サイズがあり、今回いただいたのは大サイズです。
大きさは、横が約8cm、縦約12.5cm、厚さは約4mmの板状。
表面にはかわいいサルのイラストが描かれており、インパクトがありますね。
さるせんべいを食べた感想
かじると、パキッと軽快な音とともにせんべいが割れます。
同時に、甘味せんべい独特の甘く香ばしい香が口の中に充満。
噛みしめるたびにザクザクとした小気味よい歯ごたえと香ばしさ、甘さが広がっていきます。
甘味せんべいのため、口の中が乾きがちになりますので、お茶などの飲み物といっしょにいただくと、いっそう美味しく食べることができますよ。
さるせんべいの購入について
さるせんべいは、高梁市中心部にある天任堂の店舗で購入可能です。
そのほか、総社市にあるショッピングセンターのリブ21の土産菓子コーナーなど、一部の商業施設でも販売されています。
入数・価格は以下を参照してください。
小サイズ・16個入 | 540円 (税込) |
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大サイズ・8個入 | 540円 (税込) |
大サイズ・16個入 | 1,080円 (税込) |