三友堂 木守柿が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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三友堂 木守柿とは
三友堂は明治5年に創業した和菓子店です。
高松藩の武士だった仲間3人=三人の友が始めたということから、「三友堂」と名づけられました。
三友堂といえば、柿餡を麩焼煎餅ではさんだ銘菓「木守(きまもり)」が有名です。
木守とは、柿の木が来年も豊かに実るように祈念し、1つだけ残される柿のこと。この柿から連想し作られた餅菓子が、今回紹介する「木守柿」です。
木守柿の箱に入っているリーフレットには、こんな言葉があります。
来年も又より豊かに実る様に祈念し、梢に只一つ「木守」として残されたる真紅の親柿はよく厳寒の風雪に耐へ稔の秋来りて、つやつやしい子柿の表情を見届け靜かに梢を離るると云う
人の世に似たこの子孫への愛の脈打つ美しい姿を描写し、讃岐三盆糖で柿餡入りの家伝餅菓子として謹製したもので御座います。
木守柿に子孫への愛を感じ、それをお菓子として表現する。こんなに美しい心を持ったお菓子を私は他に知りません。
大切な人にぜひ贈りたい、食べてもらいたいと思わされる、人の心動かす力を持ったお菓子ですね。
三友堂 木守柿を食べた感想
見た目は柿そのものをイメージした形で、小皿にちょこんと乗せるだけでなんだかかわいく、食べるのがもったいなく思えます。
心を決めてひと思いに食べてみると、干し柿と白餡が合わさった上品な甘さにほっこり。
後を引かない甘さなので、甘いのがあまり得意でない人でも食べやすい味です。
この商品を購入する時、店員さんに「冷凍してもおいしいですよ」とおすすめされたので、実際に一晩冷凍したものも食べてみました。
常温のものと本当に同じお菓子なの?と思うくらい、強く甘みが強く感じられます。
夜、寝る前に冷凍庫にうつしておいて、翌朝お目覚めに楽しむのがおすすめです。