三松堂 源氏巻が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

三松堂の源氏巻について

源氏巻は島根県の津和野名物のお菓子で、あんを薄いカステラ生地で巻いたもの。

紹介するのは、昭和26年創業の三松堂販売している源氏巻です。
「源氏巻」の由来ははるか昔、元禄時代にまで遡ります。

津和野藩主が勅使の接待役を任ぜられました。この時、忠臣蔵で有名な吉良上野介(きら こうずけのすけ)へ他の進物に添えて渡されたものが「源氏巻」の由来となったものだそう。

「源氏巻」のおかげで津和野藩主は吉良の教えを受け、無事に務めを果たすことができたという逸話があります。

今では津和野名物として十軒以上のお店が「源氏巻」を作っているのですが、三松堂はこしあんにこだわって「源氏巻」を製造しています。

使用している小豆は北海道小豆の最高級品。十勝の芽室農協の「雅」です。

そして小麦粉は国産品。福岡の小麦粉を使用しています。

1/3の大きさにカットした「源氏小巻」も販売していますよ。

素朴な味が懐かしい「源氏巻」。
お土産や贈答品にもぴったりです。

三松堂の源氏巻を開封してみた

三松堂の源氏巻を1本購入してきました。

荷物の隙間に入るサイズなので持ち運びしやすいですよ。

包装紙は津和野のメインストリート「殿町通り」にちなんだデザインでした。

水路沿いで優雅に泳ぐ鯉と花菖蒲が描かれ、涼しげな印象です。

裏側には以下のような、源氏巻の由来が記されています。

「津和野名物・源氏巻は、元禄時代、忠臣蔵で名高い吉良上野介に他の進物を添えて渡され、津和野藩主は無事、勅使響応役を務めることができたと云う逸話のあるお菓子です。」

長年受け継がれてきた銘菓の重みが感じられますね。

包装紙の中を取り出すと、真空パックの源氏巻が出てきました。

手で開けると源氏巻が破けそうなので、ハサミを使って開封するのがおすすめですよ。

お皿に出すと食欲をそそるこんがりとした生地と、甘い香りが漂ってきます。

長さは約17cm。手に持つとしっとり、すべすべとした感触ですよ。

一本まるごと入っているので、食べる時には好きな大きさにカットしてからいただきます。

包丁を少しずつ動かしながら入れると、断面がきれいに仕上がりました。

三松堂の源氏巻を食べた感想

「源氏巻」はとてもいい香り。
まったりと甘い香りが食欲をそそります。

しっかりとした少し硬めの生地は素朴な甘さ。じわっとあふれ出す甘味がたまりません。

こしあんも生地と同じく少し硬めの食感です。

口の中で生地とあんの甘さが一体となりとてもおいしいです。素朴な甘さだからこそいくらでも食べられそう。

苦めの日本茶と一緒にいただきたいお菓子です。

カロリーと栄養成分表示について

三松堂 源氏巻のカロリーと栄養成分表示をまとめてみました。

食べるときの参考にしてみてくださいね。

賞味期限や日持ちは？

三松堂 源氏巻の賞味期限は7日間です。

日持ちはしないので、すぐに渡せる相手に贈るのがおすすめですよ。

三松堂 源氏巻が買える場所

島根県津和野町と益田市の三松堂店舗で購入できます。

三松堂 津和野本店

• 住所：島根県鹿足郡津和野町森村ハ19-5
• 営業時間：8:00〜18:00
• 定休日：なし
• 駐車場：あり

三松堂 菓心庵

• 住所：島根県鹿足郡津和野町後田本町197
• 営業時間：9:30〜17:30
• 定休日：毎週木曜日
• 駐車場：あり

三松堂 益田店

• 住所：島根県益田市乙吉町イ336-7
• 営業時間：9:30〜19:00
• 定休日：なし(元旦は休み)
• 駐車場：あり

通販・取り寄せができる

三松堂オンラインショップから、購入できます。

オンラインショップで注文し、各店舗(本店、菓心庵、益田店)での受け取りも可能です。

おまけ：カットサイズの「笑小巻」もあります

源氏巻をカットサイズにした「笑小巻」もあります。原材料は同じなので、ただサイズが小さい源氏巻と思ってもらって大丈夫です。

源氏巻1本はちょっと多いな…と思う場合は、こちらがいいですね。