菓匠禄兵衛 でっち羊羹が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
[もくじ]タップですぐ見れます
菓匠禄兵衛 でっち羊羹とは
でっち羊羹とは、竹皮に包んで蒸し上げた羊羹のことで、京都・滋賀で多く作られています。
今回ご紹介するのは、滋賀県長浜を中心に5店舗を展開する、菓匠禄兵衛のものです。
でっち(丁稚)とは昔、住み込みで奉公をする少年を指した言葉。
竹の皮の防腐作用や、持ち運びやすい形をしていたことから、丁稚が里帰りをする際おみやげにしたというのが、このお菓子の名前の由来になりました。
安くておいしいでっち羊羹は、庶民のお菓子として長く親しまれてきたのです。
竹皮のほのかな香りともっちりとした食感が特徴の、素朴な味の羊羹となっています。
菓匠禄兵衛 でっち羊羹を食べてみて
店頭で見たときには、その細長さと、1本216円という安さにおどろきました。竹にくるんだまま蒸す羊羹というのは、風情がありますよね。
竹皮に包んだまま切り分けて食べることもできますが、そのまま竹皮をむいてかじりつくことも可能。今回は羊羹だけを切り分けました。
一般的な羊羹と違い、水分が少なめでもちもちとした食感が特徴的。想像以上に竹皮の香りが強く、羊羹そのものの味の印象を上回るほどです。
甘さはかなり控えめで、さっぱりとしています。
誰にでも好まれる味わいのお菓子ですよ。