栗菓の里が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
栗菓の里(りっかのさと)とは?
寛永7年(1630年)創業の千鳥屋宗家が手がける、栗をまるごと1粒包み込んだお菓子です。甘く煮た栗を白餡で包み、さらに外側をはったい粉の生地で包んで焼き上げています。
はったい粉とは、大麦などを焙煎してから挽いて作る粉のこと。きなこに比べて濃い茶色をした粉で、香ばしさと甘味が特徴です。
わたしが小さな頃には、よくはったい粉をお湯で練ったものを食べていました。香ばしくてほのかに甘いはったい粉は、おやつにピッタリだったんです。
そんなはったい粉を使った「栗菓の里」は、ほんのりと香ばしくて素朴な甘さが特徴。その姿はどこか懐かしさを感じるような、飾り気のない素朴なもの。
栗と白餡、そしてはったい粉が作り出す素朴で懐かしさを感じさせるお菓子。遠い昔のことを思い出しながら、食べてみてはいかがですか?
2種類のラインアップが用意されています。
- 6個入り:1,400円
- 9個入り:2,000円
栗菓の里を食べた感想
栗をイメージする黄色の箱を開けると、中から同じく黄色の袋に包まれた栗菓の里が現れました。
袋からは中を見ることができませんが、まるく膨らんだ袋を見ると、大きめのお菓子が入っているのを想像できます。
淡い黄色の袋の中には、表面が粉で覆われたまるいおまんじゅうが1つ。
おまんじゅうの表面には数本の亀裂が入っているのですが、この亀裂をみるとシュークリームの皮を思い出してしまいます。大きさといい、表面の凸凹具合もシュークリームに少し似ているんです。
粉をこぼさないようにゆっくりと袋から取り出します。ざらっとした触感の粉はすぐに落ちてしまうので、慎重に取り出してくださいね。
栗菓の里の皮ははったい粉の生地です。一口目にはサクッとした食感なのですが、それは皮の表面が少し固めに焼かれているから。
皮の内側はやわらかくてふっくら。口の中でふわっと崩れるような食感ですよ。
はったい粉の生地は風味もよくて、どこか懐かしさを感じる味。口の中で素朴な甘さが広がって、奥ゆかしささえ感じるほど。
そして、はったい粉で作られた皮の中には白餡に包まれた栗が1粒入っています。白餡はキメが細かく、口の中で崩れていくほど。
一方、栗はしっかりとした食べ応えがあります。
甘さ控えめなので、甘い白餡とちょうどいいバランスですよ。
日本茶と一緒にじっくりと味わいたい、素朴で優しいおまんじゅうです。
カロリーと栄養成分表示について
栗菓の里は、甘いお菓子なので、どれくらいカロリーがあるのかも気になりますよね。
栗菓の里のカロリーと栄養成分表示(1個あたり)は以下の通り。
エネルギー | 146kcal |
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たんぱく質 | 3.5g |
脂質 | 0.9g |
炭水化物 | 30.6g |
食塩相当量 | 0.02g |
特定原材料等(28品目)として次の品目が指定されています。アレルギーがある人は注意してください。
特定原材料等(28品目) | 小麦、卵 |
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栗菓の里は、1個あたり146kcal。
おやつとして食べるときは、1個がちょうどよさそうです。
賞味期限や日持ちは?
栗菓の里の賞味期限は常温で10日間。
直射日光、高温多湿を避けて保存してください。
栗菓の里が買える場所
栗菓の里は、ご利用に便利な駅前の直営店や、百貨店にて購入出来ます。
直営店は、大阪市内に10店舗、他に兵庫県、奈良県、京都府、和歌山県にあります。
みたらし小餅茶屋
- 住所:⼤阪市天王寺区悲⽥院町10番39号(JR天王寺駅直結・天王寺ミオ内 1F)
- 電話番号:06-6776-0733
- 営業時間:10:00~21:00
- 定休日:不定休
大阪本店
- 住所:大阪市中央区本町3丁目4-12
- 電話番号:06-6261-0303
- 営業時間:8:30~20:00(土・祝/9:00~19:00)
- 定休日:日曜日
堺筋本町店
- 住所:大阪市中央区本町2-1-2
- 電話番号:06-4705-1588
- 営業時間:8:30~20:00(土・祝/9:00~18:00)
- 定休日:日曜日
- 船場店
- 天王寺ミオ店
- 西天満店
- 堂島店
- 京橋店
- 戎橋店
- なんばウォーク店
ほかにも、以下のような百貨店や空港・駅ナカで購入できますよ。
通販もできます
栗菓の里は、千鳥屋宗家オンラインショップで購入できます。
お取り寄せして、自宅用のおやつとしても楽しめますね。