鬼びっくり饅頭が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
[もくじ]タップですぐ見れます
鬼びっくり饅頭とは
鬼びっくり饅頭は、岡山県総社市にある和菓子店、鬼びっくり饅頭本舗が製造・販売している饅頭です。
鬼びっくり饅頭本舗は、岡山県西部、高梁川流域の幹線道路である国道180号線沿いで、総社市北部にあります。
古くからある店ですが、道路沿いの店舗上や敷地内に巨大な赤鬼の像が数体あり、そのインパクトの強さで地元では有名なお店。
そんな鬼びっくり饅頭本舗の看板商品が、鬼びっくり饅頭。
店のインパクトが先行しがちですが、この饅頭は地元でも人気で、さらに幹線道路沿いということもあり、地元客からビジネス客また観光客などが断続的に来店し、売り切れてしまうことも。
岡山県には、桃太郎伝説のモデルといわれる吉備津彦命(きびつひこのみこと)と温羅(うら)という大男の戦いの伝承があります。
総社市にある鬼ノ城(きのじょう)という山城跡は、その温羅の居城といわれています。
また、温羅は桃太郎に出てくる鬼のモデルとも。
鬼びっくり饅頭はその温羅、つまり鬼に因んでつくられた菓子です。
現代は武力で制圧する時代ではなく対話と協調を重視する時代なので、桃太郎の話は時代にそぐわないとし、鬼びっくり饅頭本舗では独自に桃太郎の話をアレンジ。
桃太郎は鬼と商談をし、土産に饅頭を鬼に渡すと、あまりに饅頭がおいしいので喜び、商談が成立。
鬼は、食べた饅頭がびっくりするほどおいしい饅頭だったので「鬼びっくり饅頭」と名付けた、という話です。
鬼のふるさとである総社市らしいユーモラスな話ではないでしょうか。
包装には、桃太郎一行が鬼に饅頭を差し出している場面が描かれています。
鬼びっくり饅頭を食べた感想
鬼びっくり饅頭は細長い卵形をした饅頭で、いわゆる蒸し饅頭の一種です。
大きさは幅が約3cm、長さ約5.5cm、厚さ約5cm。
白色と茶色の生地の2種類入りで、茶色の生地には黒糖が入っています。
生地はフワフワで、ほのかな甘みがあります。蒸しパンのようなスポンジ状の生地。
中にはたっぷりのこしあんが入っており、茶色いまんじゅうは、ほんのりと黒糖風味も。
こしあんは控えめの甘さで、舌触りはとてもなめらかです。
とてもしっとりとしているので、案外のどが乾かきません。
サイズも大きすぎず、ペロリと食べてしまいました。
封入されている説明書きによると、電子レンジで温めたり、オーブンで焼いて食べたりするのもおすすめだそうです。
鬼びっくり饅頭の購入について
鬼びっくり饅頭は、総社市の国道180号線沿いにある鬼びっくり饅頭本舗の店舗で購入可能です。
ほかには、岡山市の吉備津神社社頭の土産物店でも販売されています。
入数・価格は下記の通り。
15個入 | 590円 (税込) |
---|---|
32個入 | 1,130円(税込) |