住吉屋 おきつねはんが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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住吉屋 おきつねはんとは
おきつねはんは、山形県鶴岡市の伝統菓子のひとつ。いくつかの店舗で製造されていますが、こちらは住吉屋のものです。
きつねの顔が連なったかなりインパクトのあるお菓子ですが、こんな由来があります。
時は天保時代。庄内藩は、幕府から越後長岡に国替えせよとの命令を受けます。
それに対して農民たちが反対運動を起こし(天保義民事件)、みごと幕府を覆す結果となりました。
藩主が「お居なり」になったことから稲荷とかけ、城下の菓子店がきつねの面のお菓子を作って献上したことが、このお菓子の始まりです。
おきつねはんはきつねめんとも言い、いずれも商標登録されて鶴岡菓子協同組合で管理しています。そのため、どの店舗で買ってもパッケージが統一されているのが特徴です。
住吉屋 おきつねはんは、18個入りで918円(税込)。庄内観光物産館で購入できます。
住吉屋 おきつねはんを食べてみて
1袋につき、向かいあわせで1枚ずつの合計2枚入っています。整列するきつねたちの表情がなんとも言えません。
材料はもろこし粉・砂糖・黒砂糖と非常にシンプルな、落雁の一種。
外側は固いですが、ガリッと噛むと舌のうえですーっと溶けていく食感が特徴です。
秋田県出身のわたしとしては、秋田諸越そっくりの味わいに感じられました。
砂糖の甘さが強いので、お茶請けにぴったりのお菓子ですよ。