錦小倉が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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錦小倉
島根県松江では古くから茶の湯文化が根付いています。
それにより、茶会の際に提供される和菓子も一緒に発展をし、今では日本三大和菓子処(京都、金沢、松江)一つです。
そのような「和菓子文化」が盛んな松江でも銘菓として知られる「錦小倉」
柔らかく練り上げた小倉羊羹をカステラ生地で挟んだ、馴染みのないお菓子ではありますが出雲地方には明治初期から伝わる伝統の味のようです。
小倉羊羹には国産の最高級と言われる備中産の小豆をつかい、あっさりとした優しい甘みになっています。
カステラには独自の製法により紅葉の渓流に映える風情を映していて、「紅葉の錦」から錦小倉と名付けられて今も多くの人に愛されています。
食べた感想やお土産としてのポイント
しっかりめに焼いたカステラ生地に小倉羊羹が挟まれていて、初めて食べる味でした。
そもそも、カステラと羊羹を一緒に食べるという選択肢が無かったため、この二つの組み合わせが口の中に同時に広がるとどうなるのか一抹の不安も。
食べてみるとまずはカステラの味が広がり、その後に羊羹も小豆の味が順に広がります。
粒餡で、小豆がそのままの大きさで入っているのでつぶつぶとした食感も加わり味の変化が楽しめますよ。
ただ、羊羹とカステラという組み合わせだけあり結構な重みのあるお菓子です。
甘さも、食べごたえもずっしりとした印象の為、やはりお茶菓子として伝わった銘菓であることが感じられます。
渋めの日本茶や、お抹茶のお菓子等「お茶請け」としてがおすすめです。
あまり日本茶を飲む習慣がないと、少し食べにくいかもしれません。
どちらかというとお年寄りの方や甘いものを好まれる方へのお土産向けですね。