夏の山路が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

夏の山路について

創業から約500年という歴史をもつ「とらや」が手がける季節限定の羊羹です。

夏の山をイメージしてつくられており、山の部分を煉り羊羹で、そして山に積もった雪を道明寺羹で表現しています。

繊細で上品な羊羹に仕上がっていて、食べる人を楽しませてくれる大変趣ある和菓子。

夏の山路は季節の羊羹として、梅雨時期の6月中旬から7月下旬までの期間だけの取り扱いです。

道明寺粉と道明寺羹

道明寺粉とは名前のとおり、大阪の道明寺を発祥とする粉。水に浸したもち米を蒸し、乾燥させひいて粉にします。

その道明寺粉と寒天でつくるのが道明寺羹です。

夏の山路を食べた感想

棹物羊かんで金太郎飴のようにどこを切っても山と雪。

山とそこに積もる雪が見事にあらわされていて、どこか涼しげな印象をうけますね。

和菓子でこれだけものを表現できるのかと、和菓子の奥深さを感じました。よく鑑賞してそれから食べるのをおすすめします。

雪をあらわした道明寺羹は、寒天の中に少しザラッとした食感があります。もち米の風味がよく、わたしは鹿児島名物かるかんを思い出しました。

山を表現した羊かん部分はねっとりしており、割とあっさりした甘さ。個人的に大変満足できる羊かんです！

ここぞというときの贈り物として利用したいと思いました。