長門屋 麸の焼 且座(しゃざ)が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
長門屋 麸の焼 且座(しゃざ)とは
福島県会津若松市にある長門屋は、創業170年の老舗菓子店。
長門屋の麸の焼 且座(しゃざ)は、味噌風味の麸焼きせんべいにすり蜜を塗り、くるみをのせたお菓子です。
四方を山に囲まれた会津地方では、磐梯山の伏流水からの水がおいしく、空気も澄んでいるため、秋にはたくさんの木の実がとれます。
とくに特産の鬼くるみは渋みがなく、油分が多いため、お菓子との相性が抜群です。
そんな鬼くるみを石に、麩焼きせんべいの上にはけですっとひと塗りしたすり蜜を庭に見立て、「石庭」をモチーフにしたのが且座(しゃざ)。
お菓子でありながら芸術作品のような、なんとも上品な雰囲気があります。
且座(しゃざ)とはあまり聞き慣れない言葉ですが、禅語で「まぁお茶を一服どうぞ」という意味。
まさにお茶の時間にぴったりのお菓子ですね。
落ち着いたモノトーンのパッケージ
お菓子は1枚ずつ、和紙にくるまれて入っています。
モノトーンのデザインが落ち着いた雰囲気で、法事などで使うのもおすすめです。
長門屋 麸の焼 且座(しゃざ)を食べてみた感想
お菓子は直径8cmほどの、平たい楕円形。
わずかに反りもありました。
口にいれてみると「サクッ」のち「しゅわっ」というお麸独特の食感。
もち米の味わいのなかにふんわりと味噌が香り、ほんのり苦味もありました。
すり蜜の部分はやや甘めで、鬼くるみがアクセントになっています。
軽くて食べやすいですが、どちらかというと子どもよりは大人向けの味わいですね。
甘みと味噌の塩気、そしてくるみの香りと食感が絶妙にマッチした、お茶請けにもぴったりのお菓子です。
長門屋 麸の焼 且座(しゃざ)の賞味期限
麸の焼 且座(しゃざ)は、記載された日付から計算すると、約3ヶ月間日持ちがききます。
お菓子としてはかなり長めなので、日持ちを気にせず使えますね。
長門屋 麸の焼 且座(しゃざ)が買える場所や通販について
麸の焼 且座(しゃざ)は、長門屋の店舗や鶴ヶ城の売店で購入できます。
通販の場合、長門屋のオンラインショップからお取り寄せ可能ですよ。
長門屋 麸の焼 且座(しゃざ)の値段
- 14枚入り:1,400円
- 22枚入り:2,200円