村岡屋 鍋島さまが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
村岡屋 鍋島さまについて
260年にわたって九州・佐賀藩を治めた鍋島家の家紋として知られているのが「杏葉(ぎょうよう)」の文様。
葉とつくため植物をイメージしますが、じつは杏葉とは馬具の装飾物の一種なのです。
そんな杏葉をかたどってつくられたもなかが村岡屋の鍋島さま。小豆の粒あんと抹茶味のこしあんの2種類を楽しめます。
菓名、見た目ともに鍋島家の歴史を伝えており、佐賀県のお土産として十分利用できるでしょう。
2016 AGF珈琲・和菓子アワードでは、佐賀県代表として金賞を受賞していますよ。
鍋島さまには短冊形・中丸型・大丸型の3種類があり、それぞれに杏葉の文様が刻まれていますが、もなか皮の大きさとデザインが少しずつ違います。
見比べて好みの鍋島さまを選ぶとよいですね。ちなみに写真は中丸型です。
村岡屋 鍋島さまを食べた感想
鍋島さまの最大の特徴は、なんといっても皮に刻まれた模様。趣きがあって素敵なので、食べる前に十分眺めてそれから食べるのが通。(と個人的に感じました)
わたしの出身が佐賀県の隣、長崎県ということもあり、鍋島家のことは少し知っていました。
戦国時代に活躍して藩祖ともいわれている鍋島直茂は有名ですね。でも家紋はじっくり見たことなかったなぁ。
お菓子を通して歴史を知れて、おいしく学べ最高ですね。
肝心の味ですが、2種類の感想を簡潔に紹介します。
小豆
しっかり噛みごたえのある小豆の粒です。硬くはありませんが、かといってやわらかくもないという印象。
あんのなかに餅が少量入っており、もちもち感がアクセントになっていていいですね。
もなか皮はパリッとして香ばしく、あんはしっかり甘い。お茶請けにぴったりのもなかだと思います。
抹茶
深緑色をしたねっとり抹茶あん。
さぞ苦味もあるのだろうと思ってひと口入れたのですが、よい意味で期待を裏切られました。
意外と抹茶抹茶してませんので、普段抹茶味を食べない人でも口にしやすいと思います。
小豆と同じく、こちらも少量の餅入りです。
佐賀の歴史に思いを馳せながら、珈琲と一緒にあじわってみていはいかがでしょうか。
村岡屋 鍋島さまが買える場所
その他、空港やサービスエリアなどのお土産コーナーでも購入可能です。