丸基屋 双鶴(紅白)が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
丸基屋 双鶴(紅白)とは
双鶴(そうかく)紅白は、岩手県盛岡市のお土産。
創業80年を越える老舗菓子店・丸基屋(まるきや)が手がけています。
紅白タイプは双鶴の姉妹品で、その名のとおり白とピンクの2色で仕上げた、片栗粉が原材料の落雁。
かつて南部藩では「カタクリ師」と呼ばれる職人がいたほど、カタクリの根からとれるでん粉で作る片栗粉の生産が盛んでした。
そのため、片栗粉を使ったお菓子が独自の発展を遂げたのです。
片栗粉に砂糖・水飴をまぜ、木型に入れて乾燥させたシンプルなお菓子ですが、気候や湿度に仕上がりが左右される繊細な作業でもあります。
やわらかすぎず、硬すぎずの絶妙なバランスに仕上げる、職人技が光るお菓子です。
紋章について
お菓子に描かれている紋章は「南部向い鶴」ともよばれ、丸型は表紋、ひし形は裏紋として南部藩で代々使われてきたもの。
そんな由緒ある紋章ですが、丸基屋ではお菓子への使用を許されています。
その感謝をこめ、当時の南部の殿さまにお菓子を献上したところ、「商売に役立つのなら大いに結構」という言葉をいただいたそう。
紅白タイプには、丸型の表紋が使われていますよ。
丸基屋 双鶴(紅白)を食べてみた感想
お菓子は直径4.5cmほど。なお、色は違うものの、味は紅白どちらも同じです。
はじめは固めのサックリとした食感ですが、口の中にはいると一瞬ですっと溶けてなくなってしまいます。
片栗粉特有のややざらっとした舌触りがあるため、食べ終えたあとも余韻が長く残るように感じました。
全体的に甘みが強く、少量でもお茶がよくすすみます。
見た目にもおめでたい紅白のデザインで、お祝いごとの際の贈り物としても使えますね。
丸基屋 双鶴(紅白)が買える場所や通販について
双鶴(紅白)は、丸基屋本店・盛岡駅フェザン店で購入できます。
なお、通販での取り扱いはありませんでした。
あわせて読みたい
丸基屋 双鶴(そうかく)