雅風堂 まめ柿が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
[もくじ]タップですぐ見れます
まめ柿とは?
豆柿という柿をご存知ですか?
中国から持ちこまれたとされる渋柿で、日本でも古くから栽培されています。
柿といえば食べることをイメージするかも知れませんが、豆柿は食用以外に用いられてきたという歴史があります。
豆柿の主な用途は柿渋。
青い未熟な柿の実から作られる柿渋は、漆塗りや製紙業など様々な分野で使われてきました。
豆柿は日本人にとって馴染みの深いものだったんですね。
さて、その豆柿の実はどんなものでしょうか?
きっと想像しているものとは違うはず。
とても小さな柿で大きさはたったの1〜2cmほどしかありません。
私たちがよく目にする大きな柿と比べると、とても柿とは思えないような小さな小さな柿なんです。
生け花にも使われているそうですよ。
今回ご紹介する「まめ柿」は、能登のおいしい柿を使ったお菓子。
漉した干し柿で柚子風味の白餡を包み込んでいます。
その姿は干し柿そっくり。
小さな一口サイズのお菓子は「豆柿」をイメージしています。
商品ラインナップは以下の4つです。
- 7個入り:908円
- 12個入り:1,566円
- 15個入り:1,944円
- 18個入り:2,333円
まめ柿を食べた感想
丸みを帯びた柔らかな印象を受ける箱。
その箱は柿の実を連想する落ち着いた色合いです。
箱の中には一つずつ丁寧に包まれた小さなお菓子が並んでいます。
そっと包み紙を開けると中から現れたのは、本物の干し柿かと見間違うほどのお菓子です。
干し柿の表面についている白い粉(柿の糖分が結晶化したもの)のようなものもしっかりと再現されているのには驚きました。
干し柿のちょっとくすんだオレンジ色。
表面に浮き出る白い粉。
これは本物の干し柿のようですね。
「まめ柿」の中は白餡がたっぷり。
半分に切ると、まわりの柿色と中の白餡の部分のコントラストがとっても美しいですね。
一口食べた瞬間、口の中に広がるのは柿ではなくて柚子。
柿の味がするものだと思って食べたのですが、まさかの柚子で意表を突かれました。
しかし、柚子はすぐに消えていき、柚子の代わりに現れてくるのが柿。
ねっとりとした干し柿独特の風味と食感が楽しめますよ。
小さいお菓子ですが、ねっとりとした重厚感のある味わいで満足感はとても高いお菓子です。