京の離宮が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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京の離宮とは?
千寿せんべいで有名な京都のお菓子処「鼓月」が手がける、桂離宮の州浜(すはま)を表現したお菓子です。
小豆羹をそぼろ餡で巻きあげたお菓子で、鼓月を代表する銘菓の一つ。
商品名になっている「離宮」とは桂離宮のこと。
京都市の西部に位置する皇室関連の施設で、江戸時代に作られた建物や庭園があるんですよ。
中でも庭園は「日本庭園の傑作」とも言われるほど有名。
そんな「桂離宮」の名前を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
「州浜」はこの庭園の中にあります。
庭園の真ん中にある池。
この池に突き出すように敷き詰められた黒く平たい石。
その先端には灯籠が設置されています。
これは岬の灯台を表現しているんですよ。
「京の離宮」には「小豆」と「白小豆」の2種類の味があります。
ただし、「白小豆」は9月下旬より12月上旬まで販売休止になるので、購入される際にはご注意ください。
たっぷりの小豆を楽しめる京都を代表する銘菓です。大切な方への贈りものにもぴったりですね。
商品ラインナップは以下の通りです。
- 10個入り:2,376円
- 15個入り:3,564円
京の離宮を食べた感想
上品な紫色の箱に「京の離宮」は収められています。箱を開けると中には小豆と白小豆の2種類のお菓子が。
京の離宮(小豆)
うっすらと紫がかったパッケージに入っているのは「京の離宮(小豆)」。
薄いそぼろ餡でたっぷりの小豆羹を巻いてあり、柔らかな表情の三角形のお菓子です。
手に取ると、しっとりとしたそぼろ餡からは甘い蜜のようなものがしみ出してくるかのようです。
ところが食べてみると、しっとりとした質感からは想像できないくらいしっかりとした食感でしたよ。
意外な食感に驚きました。
小豆羹はずっしりと中身が詰まっていて、中には大きな小豆がごろごろ入っています。
しっかりとした甘さと小豆の香り。
小豆のおいしさをじっくりと味わえておいしいです。
京の離宮(白小豆)
黄色のパッケージは「京の離宮(白小豆)」。
白いそぼろ餡でピンクの小豆羹を巻いています。
小豆餡をよく見ると中には白い小豆の粒々が。透き通るような白小豆は本当に美しいですね。
「京の離宮(白小豆)」はねっとりとした小豆羹がとてもおいしい!
甘さは普通の小豆と比べて控えめ。
さっぱりとした洗練された甘さです。
食べる前には気づかなかったのですが、小豆羹の中には想像していた以上にたくさんの白小豆がごろごろと入っています。
餡の中から顔を覗かせる半透明の白小豆。
なんと美しいのでしょうか。
とても上品でおいしいですよ。
いつもよりちょっといいお茶と一緒にいただきたいお菓子です。