宗家くつわ堂 瓦せんべい 瀬戸内めぐりが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
宗家くつわ堂 瓦せんべい 瀬戸内めぐりとは
宗家くつわ堂は、明治10年にせんべい屋として創業した香川県高松市にある老舗菓子店です。
江戸時代に、幕府への献上品でもあった讃岐の砂糖(和三盆、白下糖)と、讃岐うどんで知られる良質の小麦粉を使用したお菓子を作ったのが始まりだそう。
高松駅ができ、岡山県の宇野港と高松校の間に宇高連絡船が就航した時、「高松は四国の玄関口として人が集まるだろうから、土地の特産物を使った名物となるようなお菓子を作ろう」と考え、瓦せんべいが作られました。
瓦せんべいの形やパッケージにもこだわりが!
瓦の形は、高松藩を象徴する玉藻城の「そで瓦」の形から作られています。
「瓦せんべい 瀬戸内めぐり」は、これまで直営店で販売していた「瓦せんべい THE 讃岐」の新パッケージと製品名を変えたもの。
香川大学実践型インターンシップで、香川大学生と一緒に考えたそうですよ。
パッケージは瀬戸内海をイメージしており、広い海の中に島が見える風景を表しています。
月が見えるので、夜の海をイメージしているのでしょうか。
それぞれちがう焼き印にも注目
せんべいには、瀬戸内の風景を模した焼き印が4種類押してあります。
月の下の城は玉藻城。
赤いつのを生やした鬼は、桃太郎伝説に出てくる鬼ヶ島のモデルと言われる女木島を表しています。
「瓦せんべい」と文字の書かれたところにちょこんと白い足跡は、猫の足跡。
日本有数の猫島として猫好きの間で話題の男木島を表しています。
香川県の県木でもあるオリーブが描かれたせんべいは、小豆島を表していますよ。
このせんべいを食べながら旅の思い出を反芻したり、誰かに旅の土産話をしてみてはいかがでしょうか。
宗家くつわ堂 瓦せんべい 瀬戸内めぐりを食べた感想
大きさは縦8cm、横5.7cmと小ぶり。15gととても軽いものの、手に取ってみると、とっても硬く、ちょっとやそっとでは割れそうにないので、移動中に壊れる心配が少ないと思います。
電車やバスでの移動を伴う旅行にはありがたいですね。
鼻に近づけると、ごまの香りがふわんと漂ってきます。
ポリポリと噛めば噛むほど、じんわりと味が染みてきますよ。
初めて食べたのにどこか懐かしく、いつまでも食べていたくなるほどです。
オリーブの緑色や赤鬼のつのの赤いところなどはほんのり甘くて、ちょうどいい味のアクセントになっています。
ポリポリという食感と、ほのかな甘さが癖になり、食べた後は「ああ、もっと食べたい…」と思ってしまいました。
お土産でなくても、自分のためだけにまた買いに行くつもりです。
宗家くつわ堂 瓦せんべい 瀬戸内めぐりの価格
- 8枚入り:864円(税込)
宗家くつわ堂 瓦せんべい 瀬戸内めぐりが購入できる場所
宗家くつわ堂直営店で購入できます。
そのほか、香川県内の一部スーパーマーケットやショッピングモール、JR四国の一部駅でも購入できるようです。
また、オンラインショップで通販もされていますよ。電話注文も受け付けています。