熊屋 牛蒡餅が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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熊屋の牛蒡餅について
南蛮貿易の拠点としていち早く海外との接触があった長崎県平戸。
ポルトガル船の入港、オランダ商館、イギリス商館の設置などの歴史を持っています。
そんな平戸に古くから伝わる菓子が「牛蒡餅(ごぼうもち)」と言われる餅菓子で、茶菓子としてまた慶事や法事のさいに利用されてきました。
平戸には牛蒡餅をつくるお店がいくつかありますが、こちらで紹介するのは創業240年以上の熊屋「牛蒡餅」です。
原材料として使われるのは、上新粉または上用粉、黒砂糖、白砂糖などです。
もともとは黒糖のみが使用されており、その色や形が牛蒡に似ていることから牛蒡餅と呼ばれるようになったのだとか。
写真は白砂糖使用のプレーンタイプと黒糖の2種類が入った牛蒡餅です。
もっちりした食感と素朴な味わいが特徴で、餅の上には芥子(けし)の実がまぶされています。
平戸の凧「鬼ようちょ」が描かれたパッケージには、牛蒡餅の由来や鬼ようちょについての説明書きがあり、平戸土産として利用するにもぴったりですよ。
*5種類の味を楽しめる「本牛蒡餅 彩りあわせ」も販売されています。
熊屋の牛蒡餅を食べた感想
私の故郷が長崎ということもあり、小学生のころに何度か食べたこの2種類の牛蒡餅。
今回、約30年ぶりにいただき、昔を思い出し食べる前からワクワク感がとまりませんでした。
もっちりした食感と芥子の実の風味が感じられる素朴さは昔と変わってない~。
白のほうには白砂糖が使用されており、あっさりした甘さ。茶色は黒糖使用のため風味もよく、くせになる味わいです。
注意点として、お土産で購入する場合は、生菓子なので固くならないうちに早めに食べるのをオススメします。もっちり食感がなにより特徴のお菓子ですから!
熊屋の牛蒡餅が買える場所
- 熊屋本店(長崎県平戸市)