越の初芽が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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越の初芽とは?
福井の錦梅堂が手がける落雁風のお菓子です。
薄い緑色をした長細いお菓子は、春になって萌え出した木々の初芽をイメージしたもの。
抹茶のほのかな香りが、春の芽吹きを感じさせてくれるなんともさわやかなお菓子です。
越の初芽の歴史はとても古く、江戸時代にまで遡ります。
もともとは「越の霜」という名前で、越前福井藩・松平家の御用達でした。
「越の霜」から現在の「越の初芽」への改名は明治31年のこと。
小松宮殿下がお立ち寄りになった際、このお菓子をたいそうお気に召されたそうです。
そして「越の初芽」と改名せよと仰せつかり、現在の名前となりました。
現在まで、明治、大正、昭和天皇陛下をはじめ各宮殿下に献上されています。
また、これまで多くの博覧会品評会等でも業界最高栄誉の賞を受賞しているんだそうですよ。
とても上品なお菓子なので、お客さまが来られた時にお出しするお菓子としてもピッタリです。
180日という賞味期限も嬉しいですね。
越の初芽を食べた感想
箱を開けると、中には一つずつ紙に包まれた細長いお菓子が現れました。
一本一本はとても細くて、わたしの人差し指より一回りほど細い感じです。
紙の包みを開けると中から出てきたのは淡い緑色をしたお菓子。
淡い緑はまさに初芽のような色で、春の訪れを感じさせてくれますね。
そしてほんのりと抹茶の香りもします。
越の初芽を口へ運ぶと、カリッとした少し固めの食感でした。
そして口の中ですうっと溶けていきます。
溶けていく時、抹茶の豊かな香りと苦みが口の中へ放たれるのですが、これがまたいいですね。
抹茶の苦みと砂糖の甘さ。
甘いけど苦い。
無性に苦めのお茶が飲みたくなるお菓子でした。
越の初芽が買える場所
越の初芽は、錦梅堂各店舗、オンラインショップ、福井駅などで購入することができます。
店名 | 住所 |
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本店 | 福井市順化1丁目7-7 |
駅店 | プリズム福井店 |