こころ千鳥が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
こころ千鳥とは?
寛永7年(1630年)創業の千鳥屋宗家を代表するお菓子の詰め合わせです。丸みを帯びた箱の中には4種類のお菓子が入っています。
内訳はこのようになっていました。
- 本千鳥:2個
- 丸房露:2枚
- 千鳥さぶれ:3枚
- 大納言清澄:2個
本千鳥
本千鳥は千鳥屋宗家を代表するお饅頭です。
素朴で甘い皮の中には、口の中でほろっと崩れるような白餡が入っています。
参考:本千鳥
丸房露
丸房露は1572年頃にポルトガル人によって製法が伝えられたと言われているお菓子です。
ほっこりとした素朴な味わいがおいしいですよ。
参考:千鳥屋宗家 丸房露
千鳥さぶれ
千鳥さぶれは発酵バターの豊かな香りとコクがおいしいサブレです。使っている小麦粉は九州の契約農家の特製小麦粉。
素材の良さをしっかりと味わえるのは嬉しいですね。
大納言清澄
大納言清澄は高級小豆として有名な大納言小豆をふんだんに使ったお菓子です。
うす氷をイメージした薄い砂糖が表面を覆っていて、その中には大粒の大納言小豆がたっぷり使われています。小豆好きにはたまらない一品です。
参考:千鳥屋宗家 大納言清澄
こころ千鳥を食べた感想
丸みをおびた手触りのいい箱を開けると、4種類のお菓子が淡い緑をした薄い紙に包まれていました。
包みを開ける時ってどうしてこんなにワクワクするのでしょうか。そっとお菓子を包んでいる紙を開けます。
目に飛び込んできたのはおいしそうな4つのお菓子。千鳥屋宗家を代表する「本千鳥」をはじめとして、どれも上品でおいしそうなものばかり。
華やかなお菓子を目の前にすると楽しい気分になってきます。どれから食べようかなっときっと悩むはず。
それでは4つのお菓子それぞれについて食べた感想を紹介していきましょう。
本千鳥
ほんのり香ばしくて甘い香り。そのお饅頭の上には一羽の鳥が羽ばたいています。
甘い香りがするお饅頭の皮は、空気がたっぷりと入っているので軽い手触り。しかし、一口食べると思った以上にもっちりとしてい、て重量感のあるしっかりとした皮です。
皮は素朴で懐かしい味がします。この素朴な皮は、小さな頃に食べていたお菓子を思い出すような優しい味です。独特の食感をもった皮はとてもおいしいですよ。
そして中には白餡がたっぷり。口に入れるとさっと溶けていくのが特徴。上品で後に残らないおいしいお饅頭です。
丸房露
こんがりと焼き上げられた丸ボーロは、思ったよりしっかりとした食感です。素朴な味からは、まさに昔ながらのお菓子という印象を受けました。
しっかりとした甘さがあるのですが、上品な甘さです。これははちみつの甘さですね。とてもおいしい!
丸房露の中をよく見てみると、空気がたくさん入っているのが分かります。このたっぷりの空気がふわっとした口あたりを生んでいるのですね。
ただし生地そのものにはある程度の固さがあるので、ケーキのようなふわふわさはありません。生地の固さと空気の柔らかさが同時に存在するような食感といえばいいでしょうか。
とても素朴な丸房露を食べると、きっと懐かしい気分になるはず。
千鳥さぶれ
バターの香りが素晴らしいサブレです。発酵バターの濃厚な香りは、その香りをかぐだけでも食欲を刺激してきます。
バターの豊かな香りに混ざって甘味のある香りも。こんがりとした焼き色もとてもおいしそうです。
サブレは思った以上に噛み応えのあるしっかりとした食感。サクサクとした食感は食べていてもとても心地いいです。
一口食べると、口の中はバターのいい香りとおいしさで満たされます。甘さもちょうどいいですね。食べる手が止まらなくなるおいしさですよ。
コーヒーや紅茶と一緒にどうぞ。
大納言清澄
シャリシャリとした食感が食べていて楽しいお菓子です。うす氷のような薄い砂糖の中には、大粒の大納言小豆がたっぷり。
大納言小豆のまわりは寒天が流し込まれています。大納言小豆、寒天、うす氷を同時に食べるといろんな食感が一度に楽しめますよ。
- 寒天のぷるっとした食感
- うす氷(砂糖)のシャリシャリ感
- 大粒の大納言小豆のほっこりした食感
小豆が好きならぜひとも食べてもらいたい一品です。冷やしてもおいしいですよ。
こころ千鳥が買える場所
こころ千鳥は千鳥屋の各店舗で購入することができます。