きつねめんが買える場所はどこか・食べてみた口コミ

きつねめん外装
おみやの写真について

きつねめんのデータ

商品名きつねめん
内容量8個入り12個入り
製造者(有)木村屋
製造者住所山形県鶴岡市山王町9-25
賞味期限6ヶ月
保存方法直射日光・高温多湿をお避けください。
箱の大きさ横 11.6cm × 奥行き 22.2cm × 高さ 2.7cm
名産地山形県鶴岡
販売場所寒河江藤崎本店仙台三越高島屋新宿店高島屋横浜店
※ 販売場所は公式サイト・現地で直接確認していますが、販売終了している場合もあります。
おみやげの種類もろこし和菓子
価格帯1,000円以内

きつねめんとは

明治20年、山形県鶴岡市で山形初のパン屋として創業した木村屋。
鶴岡はかつて庄内藩の城下町として栄え、「おひな菓子」など独自の文化が多く残るまちです。

そんな木村屋のお菓子のなかでも、古くから伝統菓子として愛されているきつねめん。
その名のとおり、きつねを形どったお面模様が連なる、ちょっと変わったお菓子です。

時は天保時代。庄内藩は、幕府から越後長岡に国替えせよとの命令を受けます。
それに対して農民たちが反対運動を起こし(天保義民事件)、みごと幕府を覆す結果となりました。

藩主が「お居なり」になったことから稲荷とかけ、城下の菓子店がきつねの面のお菓子を作って献上したことが、このお菓子の始まりだそう。

現在でも伝統菓子として、「鶴岡珍菓きつね面保存会」の各菓子店で販売されています。

きつねめんを食べてみて

面長のきつねたちの顔が入れ違いに並ぶ、ユニークな模様。
表面はかたく、カリッとした食感です。

口のなかにいれると、砂糖がすーっと溶けて一瞬でなくなってしまいます。
味は秋田県の有名なお菓子、諸越(もろこし)に似ていますね。

コクのある黒糖の味わいと溶けるような口どけは、あたたかいお茶と一緒に食べるとよさそうです。

黒砂糖・砂糖・小豆粉のみでつくられた、素朴な打ち菓子。
もともと慶事ごとをきっかけにつくられたお菓子なので、おめでたい席にもぴったりですね。

きつねめんは8枚入りが734円、12枚入りが994円(税込)。
個包装になっていて日持ちもきくため、幅広い用途に使えそうです。

きつねめんが買える場所