北関東せんべいが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
北関東せんべいとは?
「北関東せんべい」は、北関東の3県(群馬県・茨城県・栃木県)の名産品をつかってつくられた薄焼きのおせんべい。
つかわれている3県の名産品は以下の通りです。
- 群馬県:下仁田ねぎ
- 茨城県:梅(常陸乃梅)
- 栃木県:餃子
それぞれの名産品について、簡単に説明しますね。
下仁田ねぎ
群馬県の下仁田ねぎは日本三大ねぎのひとつ。
品種のネギに比べて太く、生のままでは非常に辛いが、加熱すると甘みが強くなり、柔らかく滑らかな食感になるのが特徴です。
かつて殿様が欲しがったほどのねぎということで、殿様ねぎとも呼ばれています。
常陸乃梅
茨城県にある偕楽園は日本三名園の一つで、毎年開催される梅まつりには全国から多くの観光客が訪れます。
そんな梅の名所として知られている茨城県ですが、実は観光地で販売されている梅製品の原料となる梅のほとんどは、茨城産ではありませんでした。
そこで、大洗町にある漬物屋・吉田屋がはじめた新たなプロジェクトが「常陸乃梅」事業。
100%茨城県産の梅を使用してつくられる、茨城の新しいブランドです。
「地元の梅で美味しいものを作りたい」という吉田屋の熱い想いからうまれたそうですよ。
餃子
栃木県・宇都宮は言わずと知れた餃子のまち。宇都宮周辺には多くの餃子店がひしめきあいます。
宇都宮の1 世帯当たりの年間購入額は2010年まで15年連続日本一、2013年も再び日本一の座を獲得しました。
宮っこは「週に数回餃子を食べる」のがスタンダードなんだそうですよ。
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「北関東せんべい」は、そんな群馬県の下仁田ねぎと茨城県の梅ペースト(常陸乃梅)を練り込み、栃木県の餃子味に仕上げられています。
パッケージは、テレビ番組の某カミングアウトバラエティがモチーフになっているのでしょう。
その番組ではお互いの県をライバル視している群馬・茨城・栃木の3県ですが、北関東せんべいではそれぞれの名産品をいちどに楽しむことができますよ。
ユニークなお土産として、学校や職場で活躍してくれそうですね。
北関東せんべいを食べた感想
おせんべいは1袋に2枚入り。直径は約7cmで、手のひらくらいの大きさでした。
厚さは約3mmと薄く、ワッフルのような凹凸があります。
手に取ると、ふんわりと梅の香りがして、梅の味が強そうな印象。
どんな味なんだろうとドキドキしながらパクリといただきました。
食感はパリッパリッと軽く、サクサクとしています。
そして最初に感じたのはねぎの風味。食べ進めていくうちに、餃子の風味がふわ~っと口の中に広がりました。
梅の味は控えめですが、爽やかな味わいがあります。
「ねぎ」「梅」「餃子」と、どれもパンチが強そうですが、おせんべいは意外にも爽やかで濃すぎず、あと引く美味しさでしたよ。
北関東せんべいのカロリー
- 100gあたりのカロリー:482kcal
北関東せんべいの価格
- 36枚(2枚×18袋)入り:980円