かたやき 青のりが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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かたやき 青のりについて
160年前から続く伊賀菓庵山本さんの「かたやき」
手に取った瞬間、これは手強いお煎餅だと感じました。軽いのです。
それなのに、きめが細かすぎるほどぎっしりつまっている…というよりは、ミクロの隙さえないよう。
おみやげ記事を通して、数々のお煎餅を食べてきたからか、持っただけでそう感じるようになった自分に少し笑えました。
初代店主の”日本一堅いお煎餅を作る”という思いを今も繋ぎ続けて、数々のテレビ番組で取り上げられています。
素材は、三重県産の小麦100%使用。
堅さの秘訣は手捏ねした生地を、1時間かけてじっくり手焼きしていることだそうです。
伊賀忍者の携帯食ともいわれ、また、第4次南極越冬隊が非常食として持って行ったんだとか。
今回ご紹介するのは青のりですが、他にはごまとくるみがありますよ。
かわいい木製のトンカチが入っているのですが、どうしても割れる気がしません。
果たして、割れるのでしょうか。
かたやき 青のりを食べた感想
割れませんでした。
トンカチが折れる想像がついたので、早々に止めました。
奥歯には入らないのでひとまず前歯でチャレンジ。
歯は丈夫な方なのですが、それでも前歯で噛むと痛くなりました。
なので、角度を工夫しながら、そして溶かしながら、犬歯で根気よくガジガジと嚙むことに。
意外だったのは、甘いお煎餅だったことです。なんだか懐かしい甘さでした。
そしてずっと口に入れている分、青のりの良い香りが、口いっぱいに広がります。
青のりも焼いているからか、香ばしさもありましたよ。
”日本一”の名にふさわしく、とにかく堅いです。
食べ終わったときは、修行を終えた気分でした。
堅いので、わたす相手は限られるかもしれませんが、このお煎餅を通して伊賀の歴史を知るきっかけにもなりそうですね。