草加家 かんころ餅が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
かんころ餅は長崎・五島列島の郷土菓子
「かんころ」とは長崎県五島地方の方言で、サツマイモをゆでて干した状態のものをいいます。
この「かんころ」にもち米を混ぜ合わせて作られたのが、かんころ餅。
もともとは五島地方で保存食として用いられていましたが、現在では長崎県を代表する特産品です。
写真のかんころ餅は、長崎県佐世保市にある菓子屋草加家(そうかや)から販売されています。
「懐かしさを味に込めて」をモットーに、サツマイモを材料の中心とした和菓子を展開している老舗店です。
古きよき時代、五島列島では家族皆でストーブを囲みながら、かんころ餅を食べていました。
そのころの家族の団らんを守ろうという思いから、草加家はいまでもかんころ餅を作り続けているのです。
かんころ餅だけではなく、その食べ方も後世に残していこうという強い思いが伝わってくる一品です。
かんころ餅の食べ方
開封すると、茶色のかんころ餅が1本ど~んと姿をあらわします。
かんころ餅を初めて食べるときは、その食べ方に迷うかもしれませんね。
もちろん、そのまま食べてもよいのですが、トースターやフライパンで焼くことでより一層美味しく食べられます。
食べ方・焼き方は、厚さ1センチほどに切りトースターで4、5分ほど焼いて、両面に少し焦げ目がつけば食べごろです。(好みで調整してください)
好みに合わせて薄くカットしたり厚めにしたりしてよいですが、あまり厚すぎると柔らかくなるのに時間がかかりますので、注意してくださいね。
七輪などで網焼きにして食べるのも、香ばしくて美味しいと思います!
かんころ餅を食べた感想
サツマイモの味がしっかりと出ています。まずほかでは食べることができない独特な味。
食感はお餅のようにビヨ~ンと伸びる弾力はなく、モチッとした糖度の高い焼き芋を食べているような感覚です。
同じさつまいもでもスイートポテトとも全然違います。
とても素朴な味なので、一度食べたら忘れられない味わいですよ。
サツマイモやイモ菓子が好きな人にはぜひ一度食べてもらいたい!
実はかんころ餅は知る人ぞ知る長崎名物で、長期保存できるようにつくられているため、大量に購入する人もいるほどです。
かんころ餅を食べて、家族団らんの一時を過ごしてはいかがでしょうか。
草加家のかんころ餅の内容量・賞味期限
1本260gで賞味期限は180日です。
長崎空港ではカット済みのミニかんころ餅が販売されています。配り用のお土産にぴったり!(1個148円)
草加家のかんころ餅の販売店・通販について
草加家公式サイトによると、以下の場所で販売しています。(2018年6月時点)
- 草加家・本店直売所
- 草加家オンラインショップ
- 嬉野 大正屋
- 長崎空港
またAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングでも購入できますよ。
かんころ餅はいろいろなメーカーから販売されていますので、このページで紹介しているものを買いたい場合は「草加家」というメーカーを探すようにしてくださいね。