総本家かん川 しほみ饅頭(紅白)が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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総本家かん川 しほみ饅頭(紅白)とは
しほみ饅頭は、兵庫県赤穂市にある総本家かん川が販売するお菓子です。
寒梅粉を使った皮に、赤穂塩を加えたこしあんを包んだ「塩味(しおみ)饅頭」は、赤穂市のおみやげの定番品。
赤穂市内の9つの店舗で製造・販売されており、店によって「塩味」「しほみ」「志ほみ」など表記が異なります。
元禄時代、「塩の国」として名を馳せた播州赤穂藩では、塩をかくし味に使った饅頭が将軍家への献上菓子として使われていました。
天保時代には江戸屋藤治郎・平兵衛親子がさらなる改良を加え、「しほみ饅頭」を考案。
以来、総本家かん川では300年の歴史を今に受け継ぎ、変わらぬ味を伝え続けています。
通常のしほみ饅頭は白と抹茶の2種類入りですが、慶事用の要望が多いため考えられたのが、こちらの白とピンクの紅白バージョン。10個入り以外は別注となります。
総本家かん川の店舗(新田店・赤穂駅前店)や姫路駅で10個入りが購入できるほか、オンラインショップでは6個入り〜50個入りまで選択可能ですよ。
総本家かん川 しほみ饅頭(紅白)を食べてみて
慶事用に使われるだけあり、ピンク色の包装紙に金と銀の菊の紋様入りで、おめでたい雰囲気が漂います。
白とピンクは6:4の割合で入っており、個包装にも「しほみ」の文字入り。
寒梅粉が使われた生地は硬めで、落雁に似た食感です。
舌の上ですうっと溶けていき、優しい甘さが余韻として残ります。
なめらかなこしあんは、ほのかな甘さと強い塩気のバランスが印象的。
一口目は「しょっぱい!」とびっくりしますが、食べているうちに小豆の風味がじんわりと感じられました。
なお、白とピンクに味のちがいはありません。
甘みと塩気の両方が味わえるお菓子は、クセになるのも納得のおいしさです。
おめでたい紅白バージョンは、さまざまな用途に便利に使えそうですね。