金物せんべいが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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金物せんべいについて
兵庫県三木市は金物の町として知られています。
羽柴秀吉の三木城攻めのあと、焼け野原となった三木の町の復興のため、大工職人が集まり鍛冶の里として地盤を固めたという歴史があり、今もなお伝統の技を引き継ぎ多くの金物の開発や生産をしています。
そんな金物の町は同時に、銘酒でもある「山田錦」の産地としても有名で日本一の生産量をほこり、この煎餅はその山田錦入りになっていますよ。
三木の金物屋でつくられた焼き印を使い、知的障がいをお持ちの方(社会福祉法人「光の村」の生徒さん)が丁寧に心を込めて手作りした煎餅。個人的には煎餅の中央に整然と押された焼き印よりも、とても温かみがあるものに感じられました。
食べた感想やお土産としてのポイント
一袋の中に、結構大き目の煎餅が5枚入っています。
味がそれぞれ違っていて「プレーン」「ピーナッツ入り」「そら豆入り」「カラメル味」「えび入り」となっていて、かなり多様な味を一度に楽しむことができますね。
とくにカラメル味の煎餅とはどんなものかと思いながら食べましたが、洋菓子のクッキーのようなシンプルな甘みがじんわりと感じられるもので、とても美味しかったです。
それぞれ味も香りも違うので、封をあけると色んな香りが一度に押し寄せてきますが、意外と喧嘩せずにそれぞれがいい具合に主張しているのが驚きでした。
どれも噛むと味は感じられますが、一目で何味なのかわかるほどの主張もないからこそ、同時に様々な味を食べても口の中で混ざりあうことがないのかもしれませんね。
ちょっと煎餅が硬いので、お土産として購入する場合は相手を選んだほうがいいかもしれないのが懸念点。
ただ、とても素朴で懐かしさもある優しいお菓子なので、大人子供関係なく美味しく食べられると思いますよ。