開進堂 べっちョナイが買える場所はどこか・食べてみた口コミ

開進堂 べっちョナイについて

播州地方とよばれる兵庫県南西部に伝わる方言「べっちょない」。
大丈夫という意味をこめて使われているのですが、「別状ない」からきているという説もあるとのことです。

今回紹介する「べっちョナイ」は、兵庫県加東市にある御菓子司 開進堂のどら焼き。
開進堂3代目が考案したもので、老若男女を問わず、誰にでも愛されるようにと甘さを抑えて作っているのが特徴です。

開進堂のお菓子はべっちョナイのほかに、2代目が考案したもので70年続く代表銘菓「斗竜」やいちご大福がありますよ。

べっちョナイは3個入りや5個入りのように、決められた入り数での販売がありません。
1個(120円)から販売されており、用途に合わせて自分で数を決められます。

開進堂 べっちョナイを食べた感想

ふんわりした生地の焼色がよく、香ばしい。

開進堂の次期4代目となる方に直接うかがったとおりに、甘さ控えめでさっぱりした後味のどら焼きです。
よくねられたこしあんの舌触りがとても心地よいです。しつこくなく飽きることなく最後までおいしく食べられます。

個包装に趣向がこらされていて地域性が感じられるので、播州土産にぴったりですよ！

＊　＊　＊

個包装に「べっちョナイ」とあるのですが、その周りに播州弁がいくつか書かれていて面白いですね。播州弁ミニ講座をどうぞ。

• だんない→問題ない
• ようさん→たくさん
• おぶ→水やお茶などの日常的な飲み物

開進堂 べっちョナイが買える場所

べっちョナイを販売しているのは加東市のみですので、大変希少なお菓子。兵庫県を訪れるさいは、お店まで足を伸ばしてみるのもいいですね。

• 開進堂(住所：兵庫県加東市天神355/営業時間：8：00～19：00)
• 道の駅とうじょう(毎週土曜日と日曜日)