かいこの一生が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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かいこの一生とは
かいこの一生は、絹を作りだす昆虫”かいこ”の一生を表現した手作りチョコレートです。
世界遺産・富岡製糸場を有する群馬県富岡市のおみやげとして開発された、「かいこの王国」シリーズの第二弾。
幼虫・さなぎ(まゆ)・成虫(カイコガ)をかたどった3つのチョコレートがひと箱に収められています。
富岡市は古くから養蚕がさかんで、絹産業の発展を支えたまちとして知られます。養蚕農家の人々はかいこのことをお蚕様(おこさま)と呼び、大切に扱っていたんだそう。
この「かいこの一生」はとにかくインパクトのある見た目が印象的ですが、かいこに対する深い愛と感謝が込められているんですよ。
箱に同封された説明書きを読んでいると、かいこの一生に想いを馳せ、ホロリと涙してしまいました。
作っているのは藤岡市に本社を置く菓子メーカー、丸エイ食品です。もともとは和菓子を専門としていましたが、近年、洋菓子部門にも着手。
かいこの王国シリーズのほかに、富岡製糸場の建物をかたどった「富岡製糸場 世界遺産・国宝記念チョコ」や、温泉を模型のように再現した「温泉ちょこれーと」など、ユーモアあふれる群馬みやげを作っている会社ですよ。
「かいこの一生」の3つはそれぞれ、次のようなつくりになっています。
- 幼虫:ホワイトチョコレートに米パフ・コーンフレーク・ドライクランベリー。葉っぱの部分は桑の葉パウダー入り。
- さなぎ:ホワイトチョコレートに2種類のパフ。
- 成虫:ホワイトチョコレートに米パフとコーンフレーク。木の部分は小麦外皮(ふすま)で作ったシリアルにビターチョコ。
かいこの一生を食べてみた感想
生糸を思わせる純白の箱を開けると、かいこ・まゆ・カイコガが成長順に並んで姿をあらわします。
半透明の袋に入ってはいるものの、本物と見間違うようなリアルな見た目にドキッとしました。
餌である桑の葉にのったかいこ、竹かごに守られたまゆ、木にとまったカイコガ。それぞれの特徴をとらえ、細部までていねいに再現されています。
そのリアルさに少々たじろぎつつ勇気を出して食べてみると、意外や意外!とてもおいしいのです。
幼虫はサクサクしていて、ミルキーな甘さにクランベリーの酸味がアクセント。桑の葉チョコレートの渋みが甘さを引き締めてくれます。
まゆは二種類のパフがたっぷり入り、サクッ、ふわっとエアリーな食感。3つの中で一番軽く食べられました。
カイコガはホワイトチョコの甘さが楽しめるシンプルな味。茶色い木の部分はザクザクとした歯ごたえで、小麦の風味が豊かです。
見た目だけでなく材料や味にもこだわった、本格派のお菓子「かいこの一生」。富岡製糸場へ行かれた際のおみやげにぜひどうぞ。
3つ全部味のちがう「かいこの一生」は一人用、複数人向けには幼虫のみが入った「かいこの王国 お蚕様チョコレート」がおすすめですよ。
ただし人に贈る際はくれぐれもご注意を。相手が虫嫌いでないか確認してから渡すほうがよさそうです。
かいこの一生を購入できる場所
- 丸エイ食品 直営店舗(富岡市内に2店舗、詳細はこちら)
- 丸エイ食品オンラインショップ
- 群馬県内のおみやげ店、道の駅、SA・PA
- 高崎駅イーサイト「群馬いろは」
- 群馬県アンテナショップ「ぐんまちゃん家」(東京都東銀座)