陣羽織が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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陣羽織とは?
「土佐を語る菓子」を作り続ける庄壽庵が手がける白と黒、2色のお饅頭です。
庄壽庵の商品には高知にゆかりのある名前をつけているものが多いのですが、今回ご紹介する「陣羽織」もそんな商品の一つです。
パッケージに描かれている白と黒の模様は「白一黒一紋(しろいちくろいちもん)」と呼ばれるもので、土佐藩主であった山内家の家紋の一つ。
山内家では、この白一黒一紋を陣羽織に使用していました。
「一」は「カツ」とも読むことから「勝つ」にも通じていて、この紋は無敵の勝利を願うものだったんです。
大政奉還を将軍・徳川慶喜に申し立てたことでも名高い山内容堂は、ひときわ目を引く朱色の陣羽織「緋羅紗地数珠紋」を残しています。
その陣羽織にちなみ、現代のよさこい祭りにまで脈々と流れる土佐のかたぎをお菓子に託したもの。それが「陣羽織」です。
白一黒一紋にちなんで、白(ゆず餡)と黒(こし餡)を伝承の製餡技法で練り上げた一品。
しっとりとした食感のお饅頭です。
陣羽織を食べた感想
陣羽織は白一黒一紋をイメージしたお菓子で、白の柚子、黒の小豆の2種類のお饅頭です。
お饅頭は完全パックされているので、1ヶ月以上と長期間日持ちします。
お饅頭はなかなか日持ちしないものが多いですが、このように長期間保存できるものは便利ですね。
柚子、小豆それぞれ食べた感想を紹介します。
柚子
しっとりとした皮の中には柚子餡がたっぷりと入っています。
お饅頭の皮はしっかりと詰まった感じで、食べるとねっとりとした食感。
そして柚子餡はほんのりと柚子が香るねっとりと重みのある餡です。餡の中には小さな柚子のかけらも入っています。
食べている時にはそれほど柚子の香りや味を感じないのですが、食べた後に余韻として微かに柚子が残るお饅頭です。
意外と甘さが喉の奥に残るので、さっぱりとしたお茶と一緒に食べるのがおすすめです。
小豆
一口食べるとバターの香りがふわっと香るお饅頭。
しっかりと詰まった感じのある皮は食べ応えがあります。
こし餡はしっかりとした強めの甘さなのですが、皮のバターとの相性がとてもよいです。
こし餡の甘味とバターの香りが混じり合っておいしい。
こちらも甘味がしばらく残るので、さっぱりとしたお茶と一緒にどうぞ。
陣羽織が買える場所
陣羽織は、高知駅など、高知県のお土産店などで購入できます。