田中花正堂 磯乃羊羹が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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磯乃羊羹について
磯乃羊羹(いそのようかん)は、岡山県倉敷市の和菓子店・田中花正堂(たなか はなまさどう)が製造・販売しています。
同市児島(こじま)エリアにある下津井(しもつい)地区に立地しており、創業は1910年(明治43年)。
100年以上の歴史がある老舗です。
下津井は瀬戸大橋の真下に位置する古くから栄えた港町。
かつては四国への玄関口、物資の集散地、また漁港として繁栄を極めましたが、現在は静かな漁港となりました。
そんな漁業の町らしく、青海苔とミネラル天然水を使った羊羹が磯乃羊羹で、創業時から同店の看板商品です。
製造は昔ながらの製法を継承。
店主の方の話では、できるまで7日間ほど要するそうです。
そのため製造数が限られ、売れ切れてしまうことも。
磯乃羊羹を食べた感想
見た目は、透明感のある鮮やかなエメラルドグリーン。
とても美しく、まるで宝石のよう。
中に深緑の点々があり、これが青海苔です。
鼻を近づけると青海苔の磯の香りがほんのりとしてきます。
長い1本の状態なので、包丁で食べやすいサイズに切り分けて食べます。
なおバラ売りとセット売りで少しサイズが異なるそうです。
歯触りはしっかりした印象。
噛みしめた直後に羊羹の甘さと、ほんのりと塩味を感じる青海苔の風味が口の中に広がります。
甘さはまろやかで、後に引きません。
意外にも青海苔の風味とよく合います。
そして、飲み込むと青海苔の良い香りが鼻孔をかすめます。
開封後、しばらく置くと表面の糖分が固くなって、噛んだときにシャリシャリという独特の食感が得られるんですよ。
中はしっとりのままで、外側と中身の食感のハーモニーが楽しめますので、おすすめです。
磯乃羊羹の購入について
磯乃羊羹は、田中花正堂の店舗で購入可能。
先に述べた通り、製造に時間がかかるため販売数に限りがあります。
店主の方によれば、確実に購入したい場合は、数日前に予約するのがおすすめとのこと。
ほかに、天満屋岡山店、イオンモール岡山5階のおばあちゃんの台所、鷲羽ハイランドホテルなどでも販売。
なお、田中花正堂のホームページや、インターネットショップの47CLUBでもお取り寄せが可能です。
磯乃羊羹の入数・価格は下記の通り。
1本 | 648円 (税込) |
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2本入 | 1,296円 (税込) |
3本入 | 1,840円 (税込) |
5本入 | 2,460円 (税込) |