伊集院まんじゅうが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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伊集院まんじゅうとは
鹿児島県日置市の伊集院地区で、古くから作られている伊集院まんじゅう。
伊集院地区といえば、伊集院地区のすぐそばで生まれ育った島津義弘のゆかりの地として有名です。
島津義弘は関ヶ原の戦いでの「敵中突破」で知られる武将で、伊集院駅前に銅像も建てられています。
そのため、伊集院まんじゅうには島津家の家紋である丸に十文字型の模様が刻まれているのです。
伊集院まんじゅうは大正2年、旧国鉄の鹿児島~東市来間が開通した際に発売が開始され、当時は駅のホームで手売りもされていたのだそう。
伊集院地区では、現在も数軒の店舗で伊集院まんじゅうが製造されています。
プレーンのほかに、きな粉やよもぎ入りなどお店によっていろんな味があるので、食べ比べてみてもいいですね。
伊集院まんじゅうを食べてみて
伊集院地区の行事や名物が印刷された紙が印象的なパッケージをひらくと、真っ白なお餅があらわれます。
一瞬あんが入っていないように見えましたが、白い生地に白あんがたっぷりと詰まっていました。
生地は米粉と砂糖を合わせたシンプルなもの。薄めのお餅はほろりと柔らかく、あまり伸びないタイプです。
なめらかな舌触りで、甘さひかえめの白あんは上品で繊細な味。
全体的にやさしいシンプルな味わいで、万人受けしそうなお菓子です。
旅行がてら、伊集院まんじゅうを求めに来るファンも多いのだそう。
もともとは出来たてを味わうものでおみやげ向きではありませんでしたが、現在では1週間程度日持ちがするようになっています。
伊集院地区で購入できるほか、鹿児島中央駅の売店でも手に入りますよ。