欧風田舎せんべい 一日物語が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
[もくじ]タップですぐ見れます
欧風田舎せんべい 一日物語とは
一日物語は、黒ごまとバターの香り豊かな薄焼きタイプのクッキー。
岩手県西和賀町湯本にある、お菓子処たかはしが製造・販売しています。
一日物語という名前は、明治の俳人・正岡子規が書いた同名の小説に由来しています。
子規が明治26年に松尾芭蕉の足跡をたどる旅行をした際、西和賀郡湯本温泉にも泊まっていくつかの俳句を詠みました。そして、この地を題材にした小説「一日物語」を発表したのです。
そのときに子規が通った道は湯田ダムの底に沈んでしまいましたが、錦秋湖に沿って走る国道は今でも「子規ライン」としてその名を残しています。
欧風田舎せんべい 一日物語は、地元産の湯田牛乳とフレッシュバターの味わい豊かな、ラングドシャタイプのクッキー。添加物を使用せず、毎日1枚ずつ手作りしています。
販売をはじめてから30年近く経つ現在でも、1日に1,500枚を製造し続けているという、お菓子処たかはしの看板商品です。
第22回全国菓子大博覧会で、金賞を受賞した経歴もありますよ。
欧風田舎せんべい 一日物語は、18枚入りが700円、36枚入りが1,300円、54枚入りが1,950円、72枚入りが2,550円(税込)。道の駅錦秋湖で買えるほか、お菓子処たかはしのホームページから注文できます。
欧風田舎せんべい 一日物語を食べてみて
山と民家の風景を描いたパッケージは純和風で、洋風のお菓子が入っているとはなかなか想像ができません。
封を開けてみると、2枚のクッキーが背中合わせにぴったりとくっついていて、一見すると分厚い1枚のクッキーに見えます。はじめて食べる人は気づかずに、2枚一緒に食べてしまうことが多いのだとか。
黒ごまが散りばめられた薄焼きクッキーで、見た目はせんべいに近いですね。
実際に「欧風田舎せんべい」という名前がついているので、せんべいと思って食べる人も多いかもしれません。
しかしいざ口に入れてみると、サクサク感と豊かなバターの香りで、確かにクッキーなんだということがわかります。
しつこすぎないほどよい甘さで、黒ごまとバターのバランスがよく、いくらでも食べ進めてしまいそう。コーヒーや紅茶にぴったりの味わいです。