明石屋 飛龍頭が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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明石屋 飛龍頭とは
明石屋 飛龍頭とは鹿児島県にある観光地、仙巌園で販売されているお菓子です。
仙巌園は1658年に第19代当主であった島津光久によって造園された島津家の別邸。
庭園からは雄大な桜島を望むことができます。
鹿児島の観光地としても有名で、多くの観光客の方が訪れています。
今回紹介する飛龍頭は、島津家21代島津吉貴が1702年のお茶会で用いたとされる、お菓子の記録に基づき作られたお菓子。
鹿児島を代表する老舗和菓子屋「明石屋」が仙巌園のために作っています。
仙巌園でしか買うことのできない特別なお菓子です。
明石屋 飛龍頭を食べてみて
お菓子の名前となっている「飛龍頭」は銀杏や椎茸を入れた「がんもどき」の異名ですが、当時はこのような煮しめをお茶菓子として用いていたそう。
白あんに砂糖、卵黄、もち粉、銀杏、椎茸を入れた焼き菓子となっています。
丸に十の字の薩摩の家紋の形をした小さめのお饅頭です。
一つの直径は2.5cmほどとあまり大きくありません。
お菓子にはあまり用いられることのない椎茸や銀杏が入っているのでどんな味わいかドキドキして食べましたが、後味にふわっと椎茸が香るかな、といった感じです。
思っていたよりも甘く、普通のお饅頭として楽しめました。
白あんの中に刻まれた椎茸や銀杏が入っているため、いわれないと気づかないと思います。
お抹茶と一緒にゆっくりとした気分で味わいたいお菓子です。
観光客の方もお土産として多く買っていかれているのが印象的でしたよ。