はまゆうが買える場所はどこか・食べてみた口コミ

はまゆうとは？

温泉の街として全国的に有名な和歌山県白浜町。

この白浜町の町花・浜木綿(はまゆう)から名前がつけられたお菓子が紀州銘菓「はまゆう」です。

このお菓子を手がけるのは昭和8年創業の福菱で、「かげろう」や「柚もなか」など多くのお菓子を製造販売しています。

「はまゆう」が誕生したのは昭和30年なので、60年以上もの歴史があるお菓子なんです。

浜木綿は海辺でよく見られる植物で、白い彼岸花のような花が咲くんです。パッケージにはその花のイラストが描かれていました。

薄い求肥で小豆餡を包み、それを丸くて薄い最中種ではさんでいます。一般的にイメージする最中とはちょっと違う洗練された印象をもつお菓子です。

そのまま食べてもおいしいですが、食べる直前にフライパンやトースターで表面を軽く炙ると最中種がサクッと香ばしくなってより一層おいしくなります。

第25回全国菓子大博覧会では兵庫金賞を受賞しました。

はまゆうを開封

「はまゆう」は密封された透明な袋に入っていました。

この袋を開けると湿気を吸って風味が落ちていくので、開封後はできるだけ早く食べたほうがいいですよ。

一つずつ和紙のような包み紙で包まれています。うっすらと見える浜木綿の花が上品な雰囲気です。

実際に手に取ると、とても薄くて軽いのにびっくりしました。

一般的に最中というと分厚いイメージがありますが、「はまゆう」はそんな最中のイメージとはずいぶん違っていましたよ。

とても繊細で上品な最中です。

はまゆうを食べた感想

包み紙を取ると現れたのはまるくて薄い最中。

横から見るとほんとうに薄いのがよく分かるんです。最中ではなくて何か別のお菓子のようにも見えます。

気になったので実際に厚みを計ってみました。

厚みは約1.2cmとほんとうに薄いです。

そしてもう一つ気になったのがあんを包んでる求肥です。この求肥もとても薄く1mmほどで、この薄さがお菓子の上品さを象徴しているかのでした。

最中種は美味しそうな小麦色に焼かれていて、包みを開けると香ばしい香りが漂ってきて食欲をそそります。

最中種が薄いのでとても食べやすいです。

一般的な最中では最中種が厚く、口の中にくっついてしまった経験をしたことが一度はあるのではないでしょうか。

一方、「はまゆう」の最中種は薄いので口の中にくっつく感覚もほとんどなくて食べやすいのが嬉しいですね。

あんを包んでいる求肥も独特な食感を作り出しています。

あんを食べた時にかすかに感じる求肥の柔らかでねっとりとした食感がとてもいいですね。あの薄い求肥がこの素晴らしい食感を生み出しているのには驚きました。

あんは強い甘さで、きめ細かくねっとりとした濃厚な味わいですよ。

かなり甘いので、苦めのお茶と一緒に食べるとおいしいと思います。

ねっとりとへばりつくような粘度の高いあんと、その強い甘さがとても印象に残りました。 

炙って食べるとさらにおいしい

1分ほどトースターで軽く炙ってみたら、そのおいしさに驚きました。

そのまま食べてもおいしいですが、炙ると食感と風味が一段と良くなるんです。

サクッとした最中種の食感は最高ですし、香ばしさがさらに引き立ちます。

口の中に入れた瞬間の最中種の香ばしい香り、求肥のもっちり感もより一層強く感じられました。

食べる時にはぜひ軽く炙ってみてください。

ラインナップと価格

「はまゆう」のラインナップは次の通りです。

カロリーや栄養成分表示、日持ちについて

「はまゆう」のカロリーや栄養成分表示(100gあたり)については次の通りです。

日持ちは製造日より60日です。

▼はまゆうの食品表示と栄養成分表示

はまゆうを購入できる場所

はまゆうは福菱本店やオンラインショップ、主に和歌山県内の駅やサービスエリア、ホテル、百貨店などで購入できます。

参考：福菱の店舗

参考：福菱のオンラインショップ

主な取扱店を挙げておきますね。取扱店の詳しい情報については公式サイトを確認してください。

参考：福菱の取扱店舗