八戸太郎 鯨餅が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
[もくじ]タップですぐ見れます
八戸太郎 鯨餅とは
くじら餅は、山形県新庄・最上地方および青森県鰺ヶ沢・浅虫地区で多く作られているお菓子です。
名前から想像する人も少なくありませんが、くじらの肉が使われているわけではありません。
もち米・うるち米・砂糖で作られたシンプルなもので、地域によってくるみが入っていたり、味噌や醤油などさまざまな味があります。
八戸太郎 鯨餅は、青森県八戸市にあるちぐさ菓子店で作られています。
小豆を練り込んだあっさりとした味わいと、シコシコと歯切れのよい食感が特徴ですよ。
この名前は、その昔八戸において「八戸太郎」と呼ばれ、神様の使いとして見守られてきた鯨に由来しています。
あるとき、熊野で不運にも鯨捕りの漁師のモリに刺され、なんとか八戸まで泳いできて力つきた八戸太郎は、そのまま黒い石となりました。
現在でも、八戸市西宮神社の社前に「鯨石」としてその姿を残しているのだそう。
八戸太郎 鯨餅を食べてみて
漁師と鯨、荒れ狂う海のイラストが描かれたレトロなデザイン。
裏面には八戸太郎の伝説が詳しく書かれていますよ。
材料にうるち米が使われていることから、通常のお餅のような伸びはなく、食感はサクサク・シコシコとしています。控えめであっさりとした小豆の甘さといい、歯ごたえといい、餅というよりういろうによく似ていますね。
購入から日にちが経つほど固くなるため、残ったぶんは小分けにして冷蔵・冷凍保存がおすすめ。
電子レンジで温める・蒸す・焼くなどのひと手間をかけると、ふわふわと柔らかさを取り戻します。
個人的にはそのまま食べるよりも、温めてすこし粘り気が出た状態のほうが好みでした。
買ってそのまま食べても良し、その後は温めて食べても良しと、いろんな楽しみ方ができるおみやげです。
八戸太郎 鯨餅は、250g入り1本が430円(税込)。
八戸市にあるちぐさ菓子店えぼし本舗や八食センターで購入できます。