一心堂 釜城乃月が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
一心堂 釜城乃月について
戦国時代の大名・別所長治が治めた地、兵庫県三木市。
羽柴秀吉、黒田官兵衛、竹中半兵衛という戦国時代のそうそうたる武将が訪れた地でもあります。
そんな三木市にある一心堂が手がける「釜城乃月(ふじょうのつき)」は、別名を釜山城と呼ばれた三木城にちなんだお菓子です。
黄身あんの入ったシンプルな焼まんじゅうですよ。
個包装に書かれた文字は、別所長治が切腹する間際に詠んだ歌といわれています。
織田信長の軍を率いる秀吉からの兵糧攻めに遭った際、自分の命と引きかえに民を守ったのです。
- 長治の詩:「今はただ うらみもあらじ 諸人の 命にかわる わが身をおもえば」
- 訳:「今は恨みもない 自分が人々の命のかわりになることを思えば」
別所長治や三木城を偲ぶのにふさわしい一品ですね。
三木市上の丸町には三木城跡や別所長治の石造もあり、かつての歴史を垣間見ることができます。
三木市を訪れる機会があれば、別所公にちなんだお菓子をお土産としてはいかがでしょうか。
一心堂 釜城乃月を食べた感想
別所長治の辞世の句を初めて読みまた意味を知りました。
すこししんみりする物悲しくなるお土産ですね。別所長治の心情に思いを馳せてからいただきました。
まんじゅう自体は黄身あん入りの素朴な味わいです。お茶を飲みながら、しっとりした黄身あんのやさしい甘さを楽しみました。
戦国時代の三木の歴史を知るきっかけにもなるお土産だと思います。
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三木市を観光で訪れる人が巡るスポットの一つに三木城跡があります。
そこから一心堂までは徒歩で約7,8分です。三木観光の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
なお一心堂のお店の前には駐車場もありますよ。
一心堂 釜城乃月が買える場所
一心堂:兵庫県三木市府内町4-16