藤屋窓月堂 ぷぅれが買える場所はどこか・食べてみた口コミ

ぷぅれついて

三重県伊勢市のおはらい町通りに本店をかまえる「藤屋窓月堂」がてがけるお菓子。

第六十二回 式年遷宮記念菓としてつくられたものです。
(遷宮とは神社の社殿を造りかえて、神体を新殿へ遷すこと。伊勢神宮では20年に一度行われています。)

フランス語で鶏を指す「Poulet(ぷぅれ)」。
パッケージに鶏が描かれていますが、これは式年遷宮で行われる「鶏鳴三声」の儀式に登場する鶏をモチーフにしたものなんですよ。

上品かつ創作的なお菓子で、記念菓子にしては斬新なつくりだと感じます。

サブレ4種類＋洋風おこし1種類が入っています。

• しょうが味噌
• デコタン
• あおさ
• 黒胡麻
• フロランタン

ぷぅれの裏側は鶏が形取られている

じつはぷぅれの裏側にも工夫がされていますよ。

▼パッケージの黒い鶏と対照的な白鶏。

ぷぅれを食べた感想

同封のお菓子の栞ではサブレとなっていますが、一般的によく見かけるサブレとは異なりますね。

見た目にも大変特徴的なサブレ。
5種類ともベースとなっている白い生地は同じものです。

もなかと同じくもち米が使用されているので、もなかの皮に似ています。
ただ食感が異なり、もなかがパリッとしているのに対して、ぷぅれはサクッと。

生地の上にのったサブレは、どの種類もバターがとても濃厚です。
食べた後もバターの油風味が口に残るほど。

特に印象的だったのは、「デコタン」と「フロランタン」です。
柑橘独特の酸味をともなう爽やかな味がよくでており、バターとまざることで深みのあるサブレになっています。

フロランタンには黒豆がたっぷり乗っていて、大変香ばしく、まさに洋風おこしといえる味わいです。

一見すると色が似ていて同じ味のように感じるものもありますが、食べるとそれぞれ全く違うテイストなのがわかりますよ。

これまでに味わったことのない新感覚で、また食べたいと思えるサブレです。

ぷぅれが買える場所

私はお伊勢さん菓子博2017にて購入しました。藤屋窓月堂の公式サイトにはぷぅれについての情報がありませんので、購入の際はお店に直接確認するのをおすすめします。

藤屋窓月堂(住所：三重県伊勢市宇治中之切町46-1/営業時間：8:00～19:00/定休日：年中無休)