川越菓舗 道灌 道灌まんじゅうが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
川越菓舗 道灌 道灌まんじゅうとは
川越菓舗「道灌(どうかん)」は、川越でも有数の老舗和菓子店。
1921年(大正10年)創業と歴史は古く、”素材”と”手作り”にこだわった和菓子は、地元の人々に愛され続けています。
川越の人気観光スポット「川越城本丸御殿」の近くにある店舗は、その佇まいも魅力のひとつですよ。
▼道灌の店舗外観
店名は室町時代の武将、太田道灌にちなんだもの。江戸城を築いた人物として有名ですが、川越城を築いたのもまた彼なのです。
▼お菓子を包む包装紙には、川越城の見取り図が描かれていました。
川越菓舗「道灌」の名物といえば、お店の看板にも掲げられている「道灌まんじゅう」。
あんには北関東産の地小豆を、皮には玄米粉を使った、風味豊かなおまんじゅうです。
今回購入したのは9個入りの化粧箱。化粧箱はほかに15個入りがあります。
バラでひとつからも購入でき、簡易箱なら好きな数を詰めていただけますよ。
お店の中には無料で利用できる休憩スペースがあり、買ったばかりのお菓子をその場で味わうことができます。
川越城は駅からだいぶ距離がありますので、観光の途中におまんじゅうを食べてひと休み…なんてのも乙なものですね。
川越菓舗 道灌 道灌まんじゅうを食べてみた感想
直径5cmほどの小ぶりなおまんじゅう。
茶色くて見た目は温泉まんじゅうのようですが、食べてみると違いがわかります。
玄米粉でできた皮の風味が特徴的。ほうじ茶や玄米茶を思わせる、穀物を炒ったときの甘く芳ばしい香りが口の中に広がります。
モチっとやわらかい皮の中には、甘さひかえめの粒あんが。
あっさり上品な味わいながら、小豆の存在感はしっかり感じられます。
皮は薄すぎず厚すぎず、玄米粉の風味が楽しめるちょうどいい厚み。
あんとのバランスも絶妙で、甘すぎないのでふたつみっつと手が伸びてしまいます。
玄米粉と聞いてクセがあるのかとかまえていましたが、かすかにほろ苦い感じがある程度。芳ばしさだけが引き立っていてとても食べやすかったです。
日持ちは購入日を含め3日間。買ってすぐ食べた方が、しっとりもちもちの食感をより楽しめますよ。
川越みやげとして、また、川越観光の合間のおやつとして。川越城の近くへ来た際は、ぜひ味わってみてください。
川越菓舗 道灌 道灌まんじゅうを購入できる場所
川越菓舗「道灌」の店舗でのみ購入できます。(住所:埼玉県川越市郭町2-11-3)
現在のところ、通信販売などは行っていないようです。