川越菓舗 道灌 丁稚芋(でっちいも)が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
川越菓舗 道灌 丁稚芋とは
川越菓舗「道灌(どうかん)」は、川越でも有数の老舗和菓子店。
1921年(大正10年)創業と歴史は古く、”素材”と”手作り”にこだわった和菓子は、地元の人々に愛され続けています。
川越の人気観光スポット「川越城本丸御殿」の近くにある店舗は、その佇まいも魅力のひとつですよ。
▼道灌の店舗外観
店名は室町時代の武将、太田道灌にちなんだもの。江戸城を築いた人物として有名ですが、川越城を築いたのもまた彼なのです。
川越菓舗「道灌」といえば、看板商品「道灌まんじゅう」のほかに、川越名物さつまいもを使ったお菓子も多く取り揃えています。
その代表的なものが、今回紹介する「丁稚芋(でっちいも)」。
さつまいもの裏ごしと砂糖、小麦粉を練り上げた生地に、ぶつ切りにしたさつまいもの甘露煮を合わせて蒸し上げた、芋ようかんのような和菓子です。
竹の皮に直接包んで蒸し上げており、竹の皮ごと真空パックされた状態で売られていますよ。
日持ちは未開封で1週間ほど。価格は1本660円(税込)です。
川越菓舗 道灌 丁稚芋を食べてみた感想
「川越 道灌の丁稚芋がうまい!」と、甘いもの好きの知人が教えてくれて、かねてから気になっていました。
お店の外には「丁稚芋」ののぼりが立てられ、店内でも目立つところにありましたので、人気のお菓子なんだということがすぐに分かりましたよ。
包み紙を開けると、さらに真空パックされたお菓子が入っています。
▼ビニールを開け、竹の皮を開いたところがこちらの写真。竹の皮の香りがふわりと漂い、なんだか懐かしい気持ちに。
もちっと弾力のある生地は、それ自体にさつまいもの味わいがぎゅっとつまっています。
さらに、柔らかく煮たさつまいもがところどころに顔を出し、もっちりとホクホクの食感の違いが楽しい。
砂糖の甘みはごくひかえめにしているという印象。おいも本来の優しい甘さと風味が生きています。
生地はういろうに近い食感なのですが、ういろうほど弾力は強くなく、芋ようかんとういろうの中間くらいの歯ごたえですね。
芋好き、特に芋ようかん好きの私には大ヒット。
甘すぎないので1本まるごと食べられそうな勢いでした。(さすがに我慢しましたが…)
残りは乾燥しやすいので、竹の皮に戻すよりラップで包むほうがおいしさが保てますよ。
ふつうの芋ようかんとは一味違う、個性的な芋菓子「丁稚芋」。
芋好きならぜひ一度は味わっていただきたい、おすすめの川越みやげです!
川越菓舗 道灌 丁稚芋を購入できる場所
川越菓舗「道灌」の店舗でのみ購入できます。(住所:埼玉県川越市郭町2-11-3)
現在のところ、通信販売などは行っていないようです。