大文字 美作守(大)が買える場所はどこか・食べてみた口コミ

大文字 美作守 大 外装
おみやの写真について

大文字 美作守(大)のデータ

商品名大文字 美作守(大)
内容量6個入り9個入り12個入り18個入り24個入り36個入り
製造者大文字
製造者住所岡山県津山市小原207-6
賞味期限夏季(5~9月)は5日、それ以外の時期は7日
保存方法直射日光を避ける
箱の大きさ横 8.5cm × 奥行き 8.5cm × 高さ 5.5cm
名産地岡山県津山
おみやげの種類最中和菓子
価格帯1,000円以内2,000円以内3,000円以内4,000円以内5,000円超

美作守(大)ついて

美作守(くにまもり)は、岡山県北部の中枢都市・津山市の和菓子店である大文字(だいもんじ)が製造販売している最中です。

読み方は難しいですが、美作守と書いて「くにまもり」です。

大文字の「十萬石」と並ぶ長年の看板商品となっています。

津山中心部は、美作津山藩の拠点となった津山城の城下町でした。

また江戸時代から和菓子づくりが盛んな菓子処です。

津山藩は、森蘭丸(森成利)の弟の森忠政が初代藩主となって、4代までは森家、5代以降(1698年[元禄11年]以降)は松平家が藩主となりました。

美作守は、津山を治めていた美作松平家にちなんで、松平家の家紋「三葉葵」をモチーフにして生まれたんですよ。

ちなみに、美作松平家は徳川家の親戚筋になりますので、葵を使った家紋なんです。

美作守は地元で人気となり、2002年と2008年には全国菓子大博覧会で金賞を受賞しました。

美作守(大)の大きさは、直径が約7.5cm、厚さは約2cmで、最中としてはかなり大ぶりです。

最中種の表面には、津山藩主 松平家の家紋「三葉葵」が凹凸で表現されていますよ。

最中の中には、なんと柚子あん・挽茶あん・小倉あんの3種の味のあんが一つの最中の中に入っているんです。

表面の家紋の線に沿って3つがバランス良く配置されています。

なお、小の場合は中に入ったあんは、柚子あん・小倉あん・挽茶あんの3種の味が1種類ずつ別々の最中になっていますよ。

美作守(大)を食べた感想

大きめの最中ですが、思い切ってかじると最中種はサクッとしていますが、生地は柔らかめで、噛みしめていくとパラパラと簡単に割れていきます。

柚子あんは、見た目は白っぽく、白あんと似ています。

食べるとこしあんで、ややねっとりとした舌触りです。 上品な控えめの甘さと同時に、爽やかな柚子の風味が口内に広がります。

柚子の風味は、あんの甘さを邪魔しない程度で、食べやすいですよ。

挽茶あんは、見た目は深緑色で、とても舌触りがなめらかです。

食べると、上品な甘さ。

しばらく食べ進めると、お茶の香り高い独特の風味が出てきました。

食べた後もほのかにお茶の良い香りが残っていました。

小倉あんは、深い小豆色をした粒あんです。 粒あんらしい甘さで、粒の食感をハッキリと感じます。

あん自体はなめらかですが、粒のホクホクとした食感、粒の皮のシャリシャリとした食感もしっかりと感じます。

食べた後も粒あんの甘さがほどよく残りました。

そのまま最中をかじって、3つの味を一度に楽しむのも、おもしろいですよ。

意外と3種類の味が合わさってもうまくバランスがとれていて、新たな味を楽しめます。

一方で、家紋の線に沿ってきれいに3分割に割ることもできます。3種の味を別々に楽しむことも可能ですよ。

大きい最中なので、割りやすく工夫されているのかもしれませんね。

美作守(大)の購入について

美作守は、津山にある大文字の店舗で購入できますし、電話・ファックスにて取り寄せることも可能ですよ。

詳細は大文字の公式サイトを参考にしてください。

津山城址がある鶴山(かくざん)公園の南側の津山観光センターでも販売していますよ。

また、オンラインショップの岡山 つやま夢みのり美味いもん館で購入可能です。

美作守(大)の入数と価格

1個 216円 (税込)
6個入 1,458円 (税込)
9個入 2,160円 (税込)
12個入 2,862円 (税込)
18個入 4,212円 (税込)
24個入 5,508円 (税込)
36個入 8,100円 (税込)