備庵 赤米饅頭 うらどんが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
赤米饅頭 うらどんについて
赤米饅頭 うらどんは、岡山県総社市総社の和菓子店、備庵(びあん)が製造・販売する饅頭です。
岡山県総社市から岡山市北区南西部にかけての一帯は、古代に吉備国の中枢部でした。
そのため、古墳をはじめとする遺跡が多く、「吉備路」と呼ばれています。
中でも有名なのが、総社平野北部の山上にある古代山城跡の「鬼ノ城(きのじょう)」。
吉備路には、桃太郎の話の元ともいわている、吉備津彦命(きびつひこのみこと)と温羅(うら)という大男の戦いの伝承があります。
温羅は桃太郎に出てくる鬼のモデルといわれ、この温羅の住んでいたのが鬼ノ城といわれています。
そんな温羅をモチーフとした饅頭が「赤米饅頭 うらどん」なのです。
箱入りものは包装に鬼のイラストが描かれ、裏側には古代の吉備路の地図が記載されています。
この地図は、同じ備庵が販売している「吉備野物語」の包装の裏側と合わせると、ひとつの大きな地図になります。
赤米饅頭 うらどんの大きさは直径約5.5cm、厚さ約1.5cmで、円盤状の饅頭です。
見た目は同社の「きびみどり饅頭」に似ていますが、生地の色が若干黒っぽく、小さな斑点が見えます。
生地に、総社特産の古代米である赤米が使われており、生地色や斑点は赤米によるものでしょう。
上部は焼け目で茶色くなっており、艶があります。
赤米饅頭 うらどんを食べた感想
皮はやや固めで、生地は薄め。
その分、中にたっぷりの粒あんが詰まっています。
粒あんはややドライな感じで、ホロホロとした食感です。
口の中で粒あんが崩れていくような印象で、同時に小豆の風味と甘さが口内に広がっていきます。
ほどよい甘さ加減で食べやすい印象でした。
赤米饅頭 うらどんの購入について
総社市街に店舗を構えている備庵にて購入可能。1個100円(税込)です。
箱入りには5個、10個、18個、 24個、15個、28個入りなどがあります。
入数は相談に応じ、可能な範囲で調整してもらえます。