べっ甲せんべいが買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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べっ甲せんべいとは
べっ甲せんべいは、明治のはじめから愛され続ける歴史あるおみやげ。
岩手県花巻市にある、玉川屋が製造・販売しています。
玉川屋は1716年(享保元年)創業で、べっ甲せんべいは5代目店主が考案したもの。
当時、饅頭を作ろうとして砂糖と小麦粉の配合を間違えてしまい、そのまま焼いてみたことが始まりだそう。
以来、10代目の現在まで140年以上も地元で親しまれているお菓子です。
砂糖・小麦粉・膨張剤とシンプルな材料で、すべて手作りのため大量生産はされていません。
箱自体がコンパクトでとても軽いので、持ち運びにも便利ですよ。
べっ甲せんべいは、6枚入りで650円(税込)。
玉川屋の店舗や、道の駅石鳥谷で購入できます。
べっ甲せんべいを食べてみて
パッケージのべっ甲細工の意匠がレトロな雰囲気。
明治初頭の文明開化の息吹を感じさせます。
1袋に5枚入りで、1枚あたり3cmほどと小さめサイズです。
向こう側が透けて見えるほど薄く、それだけに割れやすいといった面も。
カラメルソースを固めたような、いかにも香ばしい焼き色。
パリパリと小気味いい音をたてながら、口のなかで飴のようにゆっくりと溶けていきます。
軽い食感と、カラメルのコクのある味わいがクセになりますね。
余計な混ぜもののない砂糖だけの甘味なので、アイスやヨーグルトにトッピングするのもおすすめですよ。