あわせ最中 福久俵が買える場所はどこか・食べてみた口コミ
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あわせ最中 福久俵とは
あわせ最中 福久俵(ふくだわら)は、「十万石まんじゅう」で有名な埼玉の菓子店「十万石」で販売している最中。お米の石高を表す店名にちなみ、米俵の形をしています。
幾久しく 福(さいわい)あれ との願いを
十万石俵に込めて お作りいたしました
同封された説明書きにこう書かれていました。幸せが続くようにとの願いが込められた、縁起の良いお菓子ですね。
十万石にはもうひとつ「十万石最中」という最中があります。
十万石最中は最中に餡が詰まった状態で売られているのに対し、この福久俵は最中と餡が別々になっており、食べる直前に自分で合わせていただくのが特徴。最中のサクッとした香ばしい食感を存分に楽しめますよ。
最中種は日本一のもち米、新潟産黄金餅を使用。餡は丹波の大納言小豆を使った小倉餡と、兵庫県産白小豆を使った白餡の2種類があります。
白小豆は小豆の仲間で、収穫高が少なくとても希少な豆。通常の白餡で使われる白いんげん豆と違い、淡く、より上品な味わいで高級和菓子の材料として利用されているんだそう。
小倉餡は金色、白餡は銀色の帯でそれぞれ巻かれていて見た目も華やか。しっかりとした紙箱に入っているので、目上の方へのお使い物としても重宝しそうです。
賞味期限が20日以上と長めなのも、手みやげとしては嬉しいポイント。
箱入りは6個・9個・12個入りが販売されており、バラで1個から購入することもできます。
あわせ最中 福久俵を食べてみた感想
この福久俵は、食べる前に一手間かかります。
まず、最中と餡を束ねている帯状のシールを外し、それぞれを袋から出します。餡はアルミフィルムで包まれて羊羹のような状態になっていました。
餡を最中皮の上にのせ、もう一方の最中でフタをすれば出来上がり。
手が汚れないようにのせるのは難しかったですが、自分の手で最中を仕上げるというのはとても楽しい作業でしたよ。
端からかじってみると「パリッ、サクッ」と最中が心地よい音を立てます。口の中に広がる香ばしさとお米の風味。こんなに軽い歯触りの最中は初めて食べました。
小倉餡は小豆の粒が大きく、深みのある味わい。白小豆を使った白餡は、普段食べている白餡にはない繊細で優しい味わい。どちらもスッキリとした甘さで、素材の上質さを感じさせてくれます。
大きさは縦長でやや大きめ。最中に入った筋に沿って割れば、三等分の一口サイズになり、上品にいただくことができますね。
食べるまでの時間を楽しめ、いつでも作りたてを味わえる「あわせ最中 福久俵」。珍しい白小豆を使用していることもあり、和菓子好きな方への贈り物にピッタリです。
そのほか十万石のおすすめ商品については、十万石インタビューの記事も参考にしてみてくださいね。