【2022年版】2月3日「節分」の由来は?豆まきの歴史・おすすめの節分菓子のまとめ
2月3日は節分。節分といえば豆まきや恵方巻きですよね。
実は節分は平安時代に始まったもの。古くからある日本の伝統行事なんです。
詳しい歴史を学びつつ、おいしい節分のお菓子もご紹介しますね。
- 節分・豆まきの由来
- 恵方巻きの由来
- 節分に食べるお菓子
節分とは?
節分とは、「季節を分ける」ことを意味します。
つまり、季節(立春・立夏・立秋・立冬)の始まりの前の日のことなので年に4回あるんです。
もともと春の節分の豆まきは大晦日の行事。
季節の変わり目には邪気(鬼)が生じると考えられており、新しい季節が始まる大きな節目にそれまでの厄災を払うことから始まりました。
「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味があります。
今のように立春の前の日を指すようになったのは、江戸時代以降。
撒く豆に煎った豆を使うのは、「魔の目を射る」にかけられています。
昔も語呂合わせを楽しんでいたのが伺えますよね。
また、北海道、東北、信越地方、また九州の鹿児島県や宮崎県では落花生をまく文化があるそう。
落花生の方が拾いやすいことや、鹿児島では落花生の産地があるという説があり、地方の節分文化を知るのも楽しいなと思いました。
そして、節分といえば「福は内、鬼は外」ですよね。
この言葉は1447年に生まれたと言われています。
全国には鬼を祀っている神社やお寺、鬼が街を守ったという伝説の残る地域があり、それらの地域では鬼を歓迎して、「福は内、鬼も内」と唱えるんだそう。なんだか可愛らしいですよね。
豆まきの豆は年の数だけ食べると良いとされており、これには今年も元気に過ごせますようにという願いが込められています。(地方によっては年の数+1個食べる習慣もあるそうです。)
恵方巻きとは?
恵方巻きが登場したのは1980年代と意外と最近なんです。
その年の恵方に向かって太巻きを食べると健康で長生きできるといわれていて、「福を巻き込む」や「縁を切らない」という意味が込められています。
そのため、一本食べるまで誰とも話してはいけないというルールがあります。
今年の方角は南南東。
恵方巻きを食べる際は、願いを込めながら静かに食べてくださいね。
節分のおすすめのお菓子まとめ
銀座あけぼの 福豆 小袋入り
煎り大豆が小分けにされて入っていて、そのまま投げてもおうちが汚れない優れものです。
パッケージの鬼がとても可愛らしく、お子さんと一緒に楽しめます。
銀座あけぼの 福豆 干支枡<黒>
2018年の干支の絵がついた枡に入った福豆。
枡も縁起がいい容器として日本では古くから使われています。
大豆以外にも落雁や金平糖が入っており、見た目にも華やかな節分となりそうです。
鶴屋吉信 福ハ内
鶴屋吉信の福ハ内100年を超えて愛される節分の定番商品。
福の形をした桃山生地のおまんじゅうで食べるとぐんと運気が上がりそうなお菓子です。
お菓子が入っている枡も本物の木が使われており、一味違った節分を楽しみたい方にオススメです。
千葉落花生ロールケーキ
恵方巻きの代わりにロールケーキはいかがでしょう?
こちらのロールケーキは落花生が使われています。
先ほど紹介したように、大豆ではなく落花生をまく地域もあるので、節分気分が味わえるかもしれませんね。
さいごに
今年の節分は2月3日です。
最近はなかなか豆まきをしない家庭も増えてきたのではないのでしょうか。
平安時代から行われているとされる豆まき。
邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという素敵な意味が込められています。
日本に古くから伝わる節分の文化を楽しんでくださいね。