秋田の三松堂で買えるお菓子22種類を食べた感想・通販サイトの使い方まとめ【完全ガイド】
三松堂(さんしょうどう)は、秋田県秋田市にある老舗和菓子店。
季節の和菓子をはじめとして、昔懐かしいパッケージと味わいの「大正・昭和 レトロ菓子」シリーズを多く取り揃えていますよ。
このページでは、三松堂で買えるお菓子の一覧や食べた感想、三松堂のオンラインショップの使い方をまとめています。
「三松堂にはどんなお菓子があるの?」
「三松堂のお菓子は通販で買えるの?」
そんなときは、ぜひこのページを参考にしてみてくださいね。
三松堂について
三松堂(さんしょうどう)は、秋田県秋田市にある大正13年創業の老舗和菓子店です。
「和菓子の価値は、あんこで決まると思います」をキャッチコピーに、8時間かけて作る手づくりのあんこがこだわり。
自家製あんこをはじめ、本わらび粉や吉野葛など、上質な材料を使った和菓子づくりをしています。
また、創業当時から作り続けている「大正・昭和 レトロ菓子」は、食品添加物や着色料を使わない、昔ながらの素朴な味わいを追求したシリーズ。
2013年にパッケージを一新し、ノスタルジックなデザインのブリキ缶ケース、紙製の卵ケースなど、レトロな雰囲気で統一していますよ。
三松堂で買える商品一覧
秋田県在住のおみやライター里園(りえん)が実際に食べた、三松堂のお菓子22種類の記事一覧は以下のとおりです。
- イチゴわらびもち
- あんドーナツ
- 萩のしずく
- 柚の香
- いちじく小倉ケーキ
- 醸し小豆
- いちじくパイ
- チョコレート饅頭
- クルミゆべし
- ニッキ芋
- きんつば
- しそせんべい
- 落花せんべい
- ショウガ煎餅
- 秋田おばこ
- 米の秋田
- 栗饅頭
- 豆せんべい
- 味噌煎餅
- 胡麻煎餅
- あんこ煎餅
- 冨貴童子(ふきどうじ)
三松堂のお菓子のイチオシはこれ!
まずは、わたしが食べた中でイチオシのお菓子を2つ選んでみました。
イチゴわらびもち
三松堂でとくに人気があるのが、毎年1月中旬~3月下旬までの期間限定で販売される、イチゴわらびもち。
特大3Lサイズの「とちおとめ」を、自家製あんと国産本わらび粉を使用したわらび餅で包んだものです。
いちご大福を作っているお店は多いですが、いちごとわらび餅の組み合わせは珍しいですよね。
わらび餅のぷるぷる感とこしあんのなめらかさ、いちごのジューシーさが溶け合った、えもいわれぬおいしさ。
香ばしい青きな粉の風味がよく、ぺろりと食べられてしまいます。
季節限定・数量限定(1日400個)なので、シーズンになったらぜひ試してみてください!
あんドーナツ
「大正・昭和レトロ菓子」シリーズのひとつ、あんドーナツ。
紙製の卵パックに、ころんとした卵型のあんドーナツが入っているという遊び心がたまりません。
しっとりとしたドーナツと、甘さ控えめでなめらかなこしあんが相性抜群。油を使っているのに、しつこさがありません。
あんこがたっぷりで食べごたえがある上、とてもやわらかいので、子どもや年配の方にもおすすめ。
見た目の可愛さだけでなく、おいしさもお墨付きのお菓子です。
贈答用におすすめの三松堂のお菓子
高級感のある化粧箱入りで、贈答用におすすめなのが「棹菓子」シリーズ。
4種類あるので、渡す相手の好みに合わせて選んでみてくださいね。
萩のしずく
ふっくらと炊き上げた大納言小豆を、葛でかためた「萩のしずく」。
羊かんよりもやわらかく、外側のしゃりっとした食感と、小豆のホックリ感の両方が楽しめます。
甘すぎない上品な味わいで、小豆本来の風味を生かして仕上げていますよ。
参考:萩のしずくの記事はこちら
柚の香
「柚の香」は、柚子(ゆず)リキュールをたっぷりと染み込ませたケーキです。
しゅわっとした食感のケーキに、リキュールのさわやかな香りが効いています。
ややお酒感が強いため、小さな子どもやアルコールが苦手な人に贈る場合は注意してくださいね。
参考:柚の香の記事はこちら
いちじく小倉ケーキ
秋田県産のいちじくのコンポート(シロップ煮)をたっぷりと入れた、小豆のケーキです。
ねっとりと甘いいちじくのプチプチ感と、しゅわっと溶けるケーキの食感の違いがアクセント。
ラム酒入りの大人の味わいで、いちじく好きにぜひ試してもらいたいお菓子です。
醸し小豆
大納言小豆をたっぷりと混ぜ込んで焼き、ラム酒を染み込ませて一週間”醸し”て仕上げた「醸し小豆」。
水分を含んだみずみずしい食感のなかに、小豆のホクホク感が活きています。
ただし、お酒の風味が強いため、小さな子どもやアルコールが苦手な人に贈る場合は注意しましょう。
参考:醸し小豆の記事はこちら
日常づかいのおやつにおすすめの三松堂のお菓子
三松堂には、バラ売りでも買えて、気取らないふだんのおやつにぴったりのお菓子もありますよ。
いちじくパイ
いちじくの甘露煮は、昔から秋田県で親しまれてきた、家庭のおやつのひとつ。
「いちじくパイ」は、秋田県産のいちじくを甘~く煮て、自家製あんとともにパイ生地で包んだものです。
パイ生地のなかに、まるごと一粒のいちじく。その下にこしあんが入っていますよ。
いちじくのねっとりとした甘さとぷちぷちとした食感が、バターが香るパイと混ざりあった、和洋折衷の味わいです。
チョコレート饅頭
三松堂のお菓子のなかで唯一、チョコレートを使っているのがこちらの「チョコレート饅頭」です。
饅頭皮で黄身あんを包み、チョコレートでコーティングしたお菓子で、三松堂では昔からの人気商品なんだとか。
ほっくりとしたあんとチョコレートの組み合わせが、洋風の雰囲気も感じさせてくれます。
三松堂の「大正・昭和 レトロ菓子」シリーズ
ここからは、三松堂で人気の「大正・昭和 レトロ菓子」シリーズを紹介します。
添加物・着色料を使わず、昔ながらの製法で職人が手づくりした、素朴な味わいが魅力ですよ。
クルミゆべし
クルミが入ったゆべし(餅菓子)は、秋田県をはじめとする東北地方で古くから親しまれてきたお菓子です。
サックリと歯切れのよいゆべし生地のなかに、コクと風味たっぷりのくるみがごろごろと入っています。
ボリュームがあって、満足感も十分ですよ。
ニッキ芋
さつまいものあんを、ニッキ(シナモン)が入った生地で包んだ「ニッキ芋」。
さつまいもをカットしたような色・かたちが可愛らしく、個包装の「ニッケいも」のロゴも味わいがありますね。
ほっくりとした食感とニッキの香りがポイントです。
参考:ニッキ芋の記事はこちら
きんつば
北海道産のとよみ大納言を使った「きんつば」は、小豆のおいしさにこだわりが。
必要最低限の甘さにおさえてあるため、小豆本来の味わいとほっくり感が楽しめます。
和菓子の定番として、年代を問わずおすすめできますね。
参考:きんつばの記事はこちら
しそせんべい
ひと口サイズのせんべいに、たっぷりのしその葉をからませた「しそせんべい」。
丸型を折りたたんだような形が特徴的です。
厚めでザクザクとした食感のせんべいに、しその塩気と香りが効いています。
落花せんべい
「落花せんべい」は、国産の落花生をたっぷりと入れて焼き上げたもの。
ワッフルのような模様がついており、せんべいは卵が効いたカステラ風です。
噛めば噛むほど、落花生の香ばしさが広がりますよ。
ショウガ煎餅
丸型を折りたたんだようなかたちの煎餅に、国産生姜の絞り汁入りの蜜をたっぷりと絡ませた「ショウガ煎餅」。
蜜の甘さとショウガの風味のバランスがよく、辛すぎないので子どもでも食べられそうです。
ザクザク食感がついつい後を引く味わいですよ。
秋田おばこ
「秋田おばこ」は、瓦せんべいに秋田おばこ(若い娘)の焼印を入れたもの。
すった白ごまを入れて、香ばしさを出しています。
卵と砂糖の甘い味わいに白ごまが効いた、大きめで食べごたえのあるお菓子ですよ。
参考:秋田おばこの記事はこちら
米の秋田
米どころ・秋田をイメージした、たわら型のせんべい「米の秋田」。
原材料に米が使われているわけではなく、小麦粉・卵・砂糖でできたカステラせんべいとなっています。
米俵のかたちと模様がインパクト抜群ですね。
参考:米の秋田の記事はこちら
栗饅頭
「栗饅頭」は、まんじゅう皮で刻み栗入りの白あんを包んだお菓子。
甘い白あんとしっとりとしたまんじゅう皮は定番の味わいで、栗のホクホク感も効いています。
とくに年配の方には、昔ながらのお菓子として喜ばれそうですね。
参考:栗饅頭の記事はこちら
豆せんべい
「落花せんべい」は落花生でしたが、「豆せんべい」は大豆を入れたタイプ。
挽きわりにした秋田県産大豆を、たっぷりと練り込んで焼いてあります。
固めのしっかりとした歯ごたえで、大豆のコリコリ感と香ばしさ十分ですよ。
参考:豆せんべいの記事はこちら
味噌煎餅
自家製の秋田味噌を練り込んだ「味噌煎餅」は、味噌の香ばしさを生かしたお菓子です。
サクサクと軽い歯ごたえと、甘じょっぱい味噌の味がポイント。
1枚が薄め・小さめで、ぱくぱくと食べやすいサイズ感ですよ。
参考:味噌煎餅の記事はこちら
胡麻煎餅
白ごまと黒ごまの2種類を、両面にまぶして焼き上げた「胡麻煎餅」。
カステラせんべいの優しい甘さに、ごまの豊かな香りがマッチしています。
噛めば噛むほどごまの味わいが広がる、ザクザク感が楽しいお菓子です。
参考:胡麻煎餅の記事はこちら
あんこ煎餅
自家製あんにこだわる三松堂ならではの「あんこ煎餅」。
こしあんを練り込んだ煎餅はほんのり赤みがかっていて、パリッと軽い食感です。
あんこの優しい甘さと香りが楽しめますよ。
参考:あんこ煎餅の記事はこちら
冨貴童子(ふきどうじ)
「冨貴童子(ふきどうじ)」は卵・砂糖・バターをたっぷりと使い、ほぼ水を使わずに焼いたカステラせんべい。
厚みがあるもののサクサクと軽い歯ごたえで、卵とバターのコクがたっぷりです。
大きな秋田フキ(冨貴)を手にして駆け回る子ども(童子)の姿が、大きなせんべいに描かれていますよ。
三松堂のお菓子が買える店は2ヶ所
ここで気になるのが、三松堂のお菓子はどこで買えるの?ということではないでしょうか。
三松堂は、秋田県秋田市で2店舗を展開しています。
- 三松堂 本店
- 秋田駅ビルトピコ
本店は中通5丁目にあり、秋田駅からは1kmほど。
秋田駅に併設されている駅ビル「トピコ」にもお店がありますよ。
三松堂は通販サイトもあります
なかなか店舗まで行けないという場合は、通販サイトを利用するのがおすすめ。
今回紹介した生菓子以外の商品は、通販でも取り扱っていますよ。
通販サイトでの買い物の流れ
それでは、三松堂の通販サイトを利用する際の流れを順番に見ていきましょう。
まず最初に、三松堂のホームページを開きます。
▼スマホで開くとこのような画面が出てきますよ。
▼PC版はこちら。トップページから切り替えができます。
▼左上の「レトロ菓子」「棹菓子」「季節限定品」のカテゴリーから選ぶと探しやすいですよ。
▼欲しい商品を選び、買い物カゴに入れていきます。
最後に買い物カゴを見て、注文したい商品が揃っているかを確認しましょう。
ここからは注文の手続きです。
三松堂のホームページで初めて買い物をする、という場合は、住所・氏名といった購入者情報を入力していきましょう。
▼ここで会員登録しておくと、次回以降は入力する手間が省けて便利ですよ。
▼支払い方法を選びましょう。クレジットカード払いか代金引換となります。
▼お届け先と商品を確認し、大丈夫であれば「次へ」を押します。
最終確認ページで注文内容を確認したら、「この内容で注文する」を押しましょう。
注文完了ページが表示されたら、無事に注文完了となります。
登録したメールアドレスにも、注文完了のメールが届きますよ。
今回は到着日を指定しませんでしたが、注文したその日のうちに発送してくれ、2日後には手元にとどきました。
三松堂の通販サイトの送料は?
送料は配送地域によって異なるため、あらかじめチェックしておきましょう。
7,560円以上の購入で送料無料になるので、通販で購入する場合はまとめ買いがお得です。
送料の一覧は以下のとおり。(公式サイトより)
地域 | 送料 |
---|---|
北海道 | 810円 |
秋田県 | 610円 |
東北地方(秋田をのぞく) | 710円 |
関東・信越地方 | 710円 |
北陸・東海地方 | 810円 |
近畿地方 | 930円 |
中国・四国地方 | 1,030円 |
九州地方 | 1,230円 |
沖縄県・離島 | 1,340円 |
- VISA
- MasterCard
- JCB
- AMERICAN EXPRESS
- DinersClub
このほか、クール便を選択した場合はさらに220円(税込)が、支払い方法が代金引換の場合は代引手数料324円(税込)がそれぞれかかります。
対応しているクレジットカード
さいごに
今回わたしが食べた三松堂のお菓子は、22種類。
手づくり・無添加にこだわる老舗和菓子店だけあって、どれも素材を生かした素朴な味わいでした。
なかでも「大正・昭和 レトロ菓子」シリーズは、年配の人にはなつかしく、若い人には新鮮に感じられるかもしれませんね。
贈答用からふだんのおやつまで、幅広い使いかたができる、三松堂のお菓子。
ちょっとした手みやげや、懐かしいもの好きな人へのギフトとしておすすめですよ。
また、今回は比較的日持ちがきく、お土産向きのお菓子を中心に紹介しましたが、このほかにも店頭には季節の生菓子が数多く並んでいます。
機会があれば、店舗まで足を運んでみてはいかがでしょうか。
おまけ:おみやで特集している菓子店の記事一覧
おみやではこのほかにも、通販サイトやお土産屋さんに関する記事をまとめて紹介しています。
気になるお菓子やお店があれば、ぜひチェックしてみてくださいね。