お盆に帰省するときの手土産をどうする?気をつけたいマナーとおすすめ手土産まとめ
お盆に帰省するときに考えることのひとつが、持参する手土産。
法要・法事をかねて帰省することもありますので、普段以上に気を遣いますよね。
このページでは、お盆時期の帰省をメインに、その際の手土産選びやおすすめの手土産を紹介していきます。
また、法要・法事の供え物についてもみていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
お盆で帰省するときの手土産マナー
お盆とは
お盆とは、先祖の霊を慰める行事のことで、現在では8月15日を中心に行われています。
盆踊りや精霊流しなど、地域によって風習がさまざまです。
「お盆=休みの時期」という認識も強く、この時期にあわせて連休をとり帰省するケースが多いですね。
墓参りをしたり親戚同士で集まったりと、なにかと慌しい休暇ともいえます。
せっかくの実家への帰省、また親戚と会うのであれば、手土産の一つでも持っていってはいかがでしょうか。
手土産選びのポイントと相場
お盆の時期の帰省では、「実家の親、親の兄弟、自分の兄弟とその子供」など、再会する人たちが多いですよね。
そこで手土産選びのポイントを2つおさえておきましょう。
1.だれに渡すのか?
実家への手土産でしょうか、それとも子供がいる家族へ渡すのでしょうか。
渡す相手によって中身が変わってきますので、事前にリストアップするなどして、渡す相手を確認しておきましょう。
いくつか手土産を準備しておいて、家族構成に合わせて渡すのがいいですね。
2.季節感のある手土産
せっかくお盆に帰省するわけですから、季節感のある手土産を選びましょう。
例えば夏を感じるものや涼しくなるものとして、ゼリーや飲料のセット品なんかはいいですね。
また夏の時期の特産物を手土産にするのもあり。
上記にくわえて、以下のようなものを選ぶのもいいと思います。
- 老舗の名物~まんじゅう、もなか
- 棹物~カステラ
- たくさん入っているもの~クッキーの詰め合わせ
相場
明確な基準はありませんが、2,000~3,000円ぐらい。
このくらいの値段であれば、選べるジャンルの幅も広がります。
のし紙はどうする?
帰省の手土産ですので、必ずしものし紙は必要ありません。
ただ、お中元をかねた手土産であれば、のし紙をかけるのがいいでしょう。
その際は以下の写真ように表書きと名前を書きます。
- 表書き:御中元
- 名前:フルネーム
お中元以外でのし紙をかけるのであれば、「残暑御見舞」「残暑御伺」。
目上の方へ渡す場合は「残暑御伺」となります。
手土産を渡すタイミング
「このタイミングで渡す!」という決まりはありませんが、気をつけたいことが一点。
それは、会っていきなり渡さないことです。
まずはきちんと時候の挨拶をして、それから渡すのがマナーといえます。
手土産を選んだ理由を一言添えて渡すのもいいですね。
法要・法事の供え物
お盆の帰省のさいに法要・法事に出席するケースがあります。
また、亡くなった親族の初盆を迎えるので、親戚で集まるという場合も。
それでここからは、法要やその供え物についてみていきましょう。
法要について
- 法要とは死者の冥福を祈って行われる儀式で、死後四十九日目までは、七日ごとにある
- 四十九日法要が終わって最初に迎えるお盆を「初盆」といい、とくに丁寧な供養が行われる。
一周忌までは喪服で出席するのがマナーですので、法要に出席するさいは気をつけましょう。
供え物選びのポイント
決して自分が食べたいものを選ばないように注意してくださいね。
故人への供え物ですから、故人が好きだったものを選ぶのがよいでしょう。
何を選べばいいかわからない場合は、日持ちする和菓子を、例えば干菓子やもなか。
慶弔用の菓子を扱っている和菓子屋で選ぶのがベストですよ。
のし紙はどうするの?
弔事の場合は、のしがはいっていないものを使うので、正式には掛け紙といいます。
- 表書き:「御供物」「御供」
- 名前:フルネーム
* * *
お盆の帰省でお墓参りに行くことがありますよね。
ただ、本来お墓参りはお彼岸に行うものです。
それでおみやでは、お彼岸の記事にお墓参りについて書いていますので、そちらを参考にしてください。
帰省時のおすすめ手土産
それでは最後におすすめの手土産をみていきましょう。
供え用のお菓子に関しては、弔事用のものを利用したほうが無難です。
ここでは、お盆を含めて一般的な帰省時につかえる手土産を紹介します!
季節感のあるもの&涼しくなるもの
白桃ピュアフレッシュゼリー
桃が出回るのが7月~9月ごろですので、夏の手土産にぴったり!
よく冷やしてお風呂上りに食べたら最高でしょうね~。
伊予柑ゼリー
伊予柑の生産量が全国1位の愛媛県のお土産ですよ。
これだけ数が入っていれば、ギフトにも十分利用できますね。
食後のデザートとして食べる楽しみもふえるので、贈ると喜ばれますよ!
老舗の名物
紀の国屋 相国最中
東京多摩地域で栄えてきた和菓子屋さんのもなかです。
「最高のお菓子」という意味でつけられた相国最中。
最高のもなかを、最愛の親族への手土産にしてはいかがでしょうか。
両口屋是清 をちこち
創業380年、菓子界の大横綱ともいえる両口屋是清の銘菓です。
ネーミング、お菓子ともに独特で存在感も抜群。やさしい甘さが伝わってきます~。
お盆の時期にお会いする、目上の親族への手土産にぴったりですね。
バラエティ豊かなお菓子
六花撰
北海道のお土産といえば六花亭のお菓子といわれるほど、高い知名度があります。
こちらは六花撰といって、マルセイバターサンド、チョコマロン、霜だたみ、いつか来た道、大平原などが入った詰め合わせ。
子供から大人までだれにでも好まれるおいしいお菓子ですよ!
入り数もバラエティ豊かで、9個入りから44個いりまで幅広くあります。
参考:六花撰の記事はこちら
かわいい手土産
カエルまんじゅう
笑顔がとってもかわいい「カエルまんじゅう」
子供がいる家族への手土産にすれば、喜ばれること間違いなし!
これを渡せば、たまにしか会わない親戚の子供にも、「カエルのおじちゃん・おばちゃん」と覚えてもらえるでしょう。
さいごに
項目にわけてお土産を見ていくと、いろいろなジャンルのお菓子があることに気づきますね。
老舗のお菓子やかわいいお菓子など、相手に合わせた手土産を準備しておくといいですよ。
そして、元気な顔という最高の手土産を持参して、実家の家族や親族との再会を楽しみましょう!
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夏といえばお盆の帰省に加えて、旅行も楽しみのひとつ。以下は夏休みの旅行土産の参考になりますよ。
参考:手土産に渡したい!夏休みの旅行先で買いたいおすすめのお土産まとめ